Ellicia 舞い込んだ依頼(暁)

*こちらはスマホゲーム「エリシアオンライン」のシナリオ文字起こし記事です。エリシアファンとして、通ってきた物語をいつでも見返せるよう残しているものであり、権利の侵害や中傷など、ゲームに対する悪意は微塵もございません。ただのファンブログとして見ていただければと思います。
*また、前述の通り、当記事はシナリオ・クエストで起こるイベントや登場人物のセリフなど、ほとんどを記録しています。未プレイの方は閲覧をご遠慮いただきたく思います。まずはご自身でプレイをお楽しみいただくことを強くお勧めいたします。

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舞い込んだ依頼(暁)

暁の兵団壊滅、探し人の依頼。大きな課題が示されている今、冒険者はついに新たな決断をする

前:暁と黄昏(暁)
後:蝕む呪い

 

アーデン
アーデン

よぉ。**か。暁の兵団は今、建て直しの真っ最中だ。なかなか冒険者は集まらないがな。
アルフレドなんかは、これを機に一度故郷へ戻れと簡単に言ってくれるが俺は戻るつもりもない。
10年前に俺は、エリシア王国に骨をうずめる覚悟を決めた。フフ、昔話は気が向いたらな。
ところでアルフレドだ。あんたに話があると言っていた。あんたなら、何の用か分かるよな?
いつものところにいるはずだ。会いに行ってみるといい。

 

アルフレド
アルフレド

貴方ですか。お待ちしておりました。
今回は、暁の兵団を介さず、私からの依頼でもありません。
…その前に、貴方とは話しておかねばならない件があるようです。

すっ…と、アルフレドの表情が消える

→話をする
アルフレド
アルフレド

それと申しますのも、「大釜」と暁の兵団の件です。
イズモにて古代の術を行うため、古代王の墳墓で発掘された「大釜」をお貸ししましたね。
その時、留意していただきたい、と言ったことを覚えておられますか?

→貴重な調査材料だ
 大釜はボロボロだ
 何も言ってない
アルフレド
アルフレド

左様…覚えておられたようですね。ええ、そうです。
あの大釜は、王宮憲兵としても貴重な調査材料…。
紛失、失敗にはそれなりの代償を、と申しあげました。
もちろん、貴方の活躍はアーデンより聞き及んでおります。
術は成功し、魔族らの魔の手からイズモの地、民を守ることができたと。
しかし、その大釜は現在どこにあるのでしょう?

大釜で、古代の巫女を呼び出した。その大釜は、騒動のうちに…?

アルフレド
アルフレド

理由はともかく、紛失ということになりますな。
本来ならば、貴方を巻き込んだ暁の兵団も咎めたいところですが…。
暁の兵団は事実上「壊滅」。今、正規兵団員で残るはアーデンのみ。話にもなりません。
いかがでしょう。紛失の件は、条件を引き換えに目を瞑りましょう。
条件は、一つだけ。今からある場所へ案内いたします。
貴方はそこで、大変重要な依頼を受けることでしょう。
それを断っていただきたい。

え?
アルフレド
アルフレド

…ああ、いえいえ。すべて、というわけではありません。
アーデンとともに暁の兵団を建て直すよう言われたら、断って欲しいのです。
アーデンはあの通りの男です。遅かれ早かれ、新たな暁の兵団を結成することでしょう。
しかし、組織というのは人数が増え、大きくなればなるほど、冒険者には不向きなものです。
画一的になりがちな騎士団、反してバラエティ豊かな才能の冒険者。
ですが、どうでしょう。あの暁の兵団ですら、巨大な敵の前に「壊滅」。
貴方にはぜひ、組織の枠組みに埋もれることなく…。その力を発揮していただきたいのです。
話は以上です。それでは、ご案内いたします。
…と、言いたいところですが、着衣を整えていただけますか?
堅苦しいと思われるでしょう。しかし厳格な場ですので、せめて私の着ているもののような。

軽く右手を広げて、着衣を見せるアルフレド
王宮侍従長らしい上着には、黄金の糸で、見事な刺繍がなされている

アルフレド
アルフレド

しかし、首都の商人でも、こういった衣服は扱っていないでしょう。
そうですね…王宮に出入りする仕立て屋と話をつけてきましょう。
その間、貴方には生地以外に必要となる素材を集めていただきます。
こういった衣服には、「魔力の綿」を織り込むと聞きます。こちらは「古代王の墳墓2F」にて、手に入れられるでしょう。
「魔力の綿」を1個です。よろしくお願いします。

(素材収集
・「古代王の墳墓2F」にて「魔力の綿」1個
・「ディアド遺跡」にて「ユディト」の「煌びやかな羽」5個
 ※レベルにより異なる模様)

 

アルフレド
アルフレド

ほぉ…「魔力の綿」ですな。
まさしく、上質な衣服にぴったりな素材です。

アルフレドは、頷いている

アルフレド
アルフレド

ふむ、いいでしょう。こちらは仕立て屋に渡して参ります。少々お待ちください。

アルフレドは一礼して、王宮内へと入って行った

……

アルフレドが戻ってきた。何かを手にしている

アルフレド
アルフレド

お待たせいたしました。どうぞ、こちらをご着用ください。

(貴族の服・貴族の靴
 をもらい、装備)

アルフレド
アルフレド

大変お似合いです。それでは、ご案内いたしましょう。王のもとへ。

(謁見の間)

深く眉間にしわの刻まれた壮年の男が、厳しい顔のまま堂々とした佇まいを見せる
男は僅かに口角を上げ、口を開く。落ち着いた低い、しかしよく通る声が室内に響く

国王
国王

**か。私がフェビウス2世だ。そなたの話は、友人らから聞いておる。

フェビウス2世がアルフレドをみやる。アルフレドは、恭しく黙礼する

国王
国王

アルフレドには憲兵を率いて王国内外にて不穏な動きを追ってもらった。
しかし、まさか異国に魔族が現れるとはな…。
そなたの働きで、イズモの群島…いや、世界が救われた。
この国の王として、**、そなたに礼を言わせてくれ。

フェビウス2世は、ゆっくりと頷いた

国王
国王

イデアス宰相になりかわり、私が国の王となってから10年。
私には12英雄の子孫として、やるべきことがあった。新たな王としてな。
国民のことを考え、冒険者制度を設けたのもその頃か。
そして、友であり、最も信頼する冒険者アーデンに暁の兵団を率いてもらった。
彼らの尽力あって、王国は「12英雄」「鍵」「魔女」「魔族」について多くのことを知った。
私は、魔王の復活が近く、防ぐことはできぬと考えておる。
**。そなたの考えを聞かせてくれ。

→魔王は復活する
国王
国王

うむ。同意してくれるか。実に理解ある冒険者が現れてくれたな。

→魔王は復活しない
国王
国王

ほぉ。そなたが防ぐと申すか。実に頼もしい冒険者が現れてくれたな。

国王
国王

そなたを見ていると、素晴らしい冒険者を思い出す。アリシアをな。
彼女は冒険者の育成に尽力し魔族とも恐れずに戦った。そして、未だにどこかで生きておる。
暁の兵団の再建か、アリシアを探し出すこと。そなたに、頼みたいのだが…。

→暁の兵団を再建する
アルフレド
アルフレド

畏れながら、陛下。

沈黙を守ってきたアルフレドが、頭を下げ、声を出した

アルフレド
アルフレド

彼/彼女は、要塞都市への使者を買って出たいと先ほど申しあげておりました。

フェビウス2世は頷く。アルフレドは、先ほどの話を思い出させるようにこちらを見る

国王
国王

ふむ、どうなのだ?**。そなたの口から聞かせてくれ。

→アリシアを探し出す
国王
国王

そうか。では、アルフレド…あれを。

アルフレドが、羊皮紙を取り出し、フェビウス2世陛下に渡す

国王
国王

アーデンより聞いておろう。暁の兵団に匿名の手紙が舞い込んだと。
「探し人は要塞の街に」と書かれた手紙で、アーデンは謎の協力者がいると考えておる。
探し人はアリシア。彼女を見つけ出せれば、多くのことが分かるであろう。
**。これをそなたに預ける。頼んだぞ。
要塞都市への連絡は、アルフレドに任せておる。出発前に彼に話を聞いていくがいい。

 

アルフレド
アルフレド

貴方の素晴らしい判断に感謝します。
それでは、これより手筈のお話をいたしますが、王はもうお休みになられます。
退室いたしましょう。

(1250000BasePt/JobPt)

 

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