Ellicia アーデンからの斡旋４

あんた誰？ 

…ふーん、アーデンの使いねぇ…。

ところであんたってさ、もしかして情報屋って聞いて、勝手に男を想像しなかった？

フン、ま、どっちでもいいや。悪いけどあたし、そう簡単に人の事信用しないタチだから。
ちょっとあんたの腕を試させてもらうけど、いいよね？

へえー、あんた、やる気だね！じゃあ早速、実力、見せてもらうよ。
「クレイジェル」を倒して「粘液」を5個取ってきてよ。「クレイジェル」は「レーム荒野」にいるから。
「レーム荒野」は、首都エリシアの東側よ。すぐ見つかると思うわ。
これができないようじゃアーデンの使いとは思えないからね。よろしくーー！

へーえ、なかなかやるじゃない！さすがはアーデンの使いってだけのことはあるね！

よし、これであんたは本物ってことで！ウフフ。
で、問題はさ、さっきからイヤになっちゃうぐらい、次から次へと積荷が運ばれてくるでしょ？
とてもじゃないけど、あたし一人で全部の積荷のチェックなんてムリなわけよ。できっこないでしょ？
アーデンの指示って、だいたいいつもムリ目なのばっかなんだよね。
ほんと、ムカつくんだよね、あのオジサン！

あ、それでさ！ふと思いついたんだけど積荷のチェックがムリなら荷物の受け取り手の怪しさで調べたらどうかなって。
名案だと思わない？で、何人かチェックしてんだけどさ、一人ものすごーく怪しい奴がいるわけ！
でもあたしじゃ、全然ダメ。話をはぐらかされてばっかり。で、あんたに、ちょっと頼みたいんだ。
ねえ、あたしに協力してくれない？

おおー！ありがとー！感謝するよっ！
じゃあ、早速だけど、あいつのところに話を聞きに行ってきてよ。
ティモスって感じの悪ーい、おじさん！
冷たいこと言われても諦めないで。なんでもいいから聞き出してきて！