Ellicia 異界への扉

*こちらはスマホゲーム「エリシアオンライン」のシナリオ文字起こし記事です。エリシアファンとして、通ってきた物語をいつでも見返せるよう残しているものであり、権利の侵害や中傷など、ゲームに対する悪意は微塵もございません。ただのファンブログとして見ていただければと思います。
*また、前述の通り、当記事はシナリオ・クエストで起こるイベントや登場人物のセリフなど、ほとんどを記録しています。未プレイの方は閲覧をご遠慮いただきたく思います。まずはご自身でプレイをお楽しみいただくことを強くお勧めいたします。

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異界への扉

とある冒険者の捜索に協力する1

前:冒険者の先達
後:闇の胎動

 

アーデン
アーデン

よぉ、あんたか!かなり実力をつけたようだな。
実は、いま行方不明の冒険者を捜索中だ。あんたちょっと手を貸してくれねぇか?

→詳しく聞く
アーデン
アーデン

ありがとうよ!
実は俺は、「暁の兵団」って組織の一員だ。
「暁の兵団」とは、国王直属の冒険者集団のことだ。
魔王が滅びた後も、この世には、闇の勢力がうごめいてやがる。
衰えるどころか、ここんところモンスターの増殖はむしろ活発化してんだ。
これは、魔王復活の兆しじゃないかと、国王が危ぶんでてな。
俺たち「暁の兵団」としては、真相を突き止めるべく、調査を進めてるってわけだ。
実は、いま行方不明になってる冒険者も、ある手がかりの調査中だった。
「暁の兵団」のメンバーで、アリシアという名の冒険者だ。

 アリシアを知っている
→初めて聞く名前だ
アーデン
アーデン

そうか。アリシアは、明るくて、責任感のある冒険者だ。
優しくて、誰からも好かれる性格のな。

→アリシアを知っている
 初めて聞く名前だ
アーデン
アーデン

そうか、あんた、アリシアを知ってんのか?
ああ、あの明るくて、責任感のある冒険者だ。
彼女は、団員みんなに愛されてたのに…こんなことになっちまって…。

アーデン
アーデン

アリシアはある任務でちょっとヤバいヤマを追ってたんだ。
ところがそれっきりぷっつりと連絡がねぇ。
あんたに、彼女の捜索を頼みてぇんだ。どうだ?協力してくれるか?

→協力する
アーデン
アーデン

おぉ、悪いな。助かるぜ。
実は、魔族の奴らが、なりふり構わずアリシアを捜してたって情報を掴んでな。
どうやらアリシアの奴、魔族が狙ってたお宝を、奴らより先に手に入れたらしい。
それが何なのか、まだ分かってないんだが、魔族の動きを見る限り、それが相当な物であることは確かだ。
今、女冒険者のコンスタンス…そう、訓練士のアイツだ。彼女がクレイド峡谷の捜索に当たっている。
アリシアとは古い付き合いだそうで、たっての希望なんだが…彼女のところに行って、協力してやってくれ。
コンスタンスのいる場所まで俺が送ってやるよ。暁の兵団専用の、とある魔法でな。
普通にクレイド峡谷にいっても彼女には会えない。必ず俺の魔法で行ってくれ。
俺は別のルートからアリシアの捜索に当たってみる。
何か新しい情報を掴んだら、俺に知らせてくれ。よろしく頼む!

(クレイド峡谷)

コンスタンス
コンスタンス

キミが来てくれたんだ!!ありがと!凄く嬉しいよ!
アーデンさんから事情は聞いてる…?
行方不明になったアリシアとボクは子供の頃からの親友なんだ。
アリシアが行方不明になる2日前にボク、彼女から手紙を受け取ってさ…。
手紙には、『ある物を手に入れて、魔族から狙われてる…。もしものことがあれば、このクレイド峡谷のどこかに手掛かりを残す』って書いてあった。
『ある物』って一体何なのか…、それは書かれてなかったんだけど…。

コンスタンスは胸元から石を取り出した。微かな光を発している不思議な石だ。その輝きには見覚えがある…
だが石はアリシアが2つを1つにする前、導きの精霊から託されたときと同じ、ほのかな光しか宿らせていない

コンスタンス
コンスタンス

これ…そうじゃないかな?

→それだ
→間違いない
コンスタンス
コンスタンス

え…っ?これ、キミが持っていたものなの!?2つの石が、1つに…?
ということは、やっぱりもう1つ、これと同じものがあるんだね!
『出会いし意志、再び別れる。一人はいつもの場所へ、もう一人は隠れ家へ』
…手紙の最後にそんな走り書きがしてあったんだ。
アリシアは小さい頃、家の近くにあった大きな木のウロに色んな宝物を隠してたから…。
もしかしたらと思って、谷に入ったところの大木を調べてみたらこの石があったんだ!
もし『隠れ家』もボクだけにわかる暗号なら、小さい頃に2人でよく遊んだ場所…
林の一番奥にあった、ボク達の秘密の隠れ家のことだと思う。
だからキミのいうとおり、石がもう1つあるのなら、この峡谷の一番奥に隠してあると思うんだ。
ねえ…峡谷の奥を調べてきてもらえないかな?
ボクも一緒にいければいいんだけど…膝が笑っちゃって。ここまでが、限界みたいなんだ。

この場所がよほど怖いのだろう。膝どころか、コンスタンスは全身を震わせている

コンスタンス
コンスタンス

ゴメン、ね…。アリシアがボクのこと頼ってくれたのに、助けに行けないなんて、悔しいよ…。

→任せろ
→ここで待ってて
コンスタンス
コンスタンス

うん。ありがとう…。地図だと、クレイド峡谷はそんなには入り組んでいないけど…気をつけて。
石を2つに分けて別々に隠したり、隠し場所に暗号を使ったりするくらい…。
魔族の魔の手は、アリシアのすぐそばまで迫ってたんだ。どこに潜んでいてもおかしくないよ。
アリシアのこと、本当にお願い…。

(峡谷の奥へ)
何か、窪みがある。…石だ…。手に取ると、微かな光を放ち始めた…
その光が凝縮し、だんだんと落ち着いていく…
光る石を手に入れた!
コンスタンスのところに戻ろう

コンスタンス
コンスタンス

おかえり!ねえ、アリシアは!?

→石が見つかった
コンスタンス
コンスタンス

そっか…アリシアはいなかったんだね。
これがアリシアが身の危険を冒して守ろうとした石…。どちらも…同じ石に見えるね。
そっちの石はキミが持っていてくれるかな?こっちのはボクが持っておくから。
アシリアが1つになった石をわざわざ2つに分けたのも魔族に狙われた時の保険だと思うんだ。
どちらか1つが奪われたとしても、もう1つが無事なら最悪の事態は回避できる…。
これはそういうものなんじゃないかな?
もしかするとアーデンさんならこれが一体何なのか知っているかもしれないね。
ねえ?一度アーデンさんにそっちの石を見てもらってみて?
ボクはもう少しだけこのあたりを調べてみるよ。
まだちょっと怖いけど、ボクにしかわからないヒントをアリシアが残しているかもしれないから。
アリシアのこと、探してくれてありがとうね!

 

(王宮前広場)

アーデン
アーデン

よぉ、無事戻ったか。どうだ?コンスタンスから、何か新しい情報は聞けたか?

「微かに光る石」の話を聞くと、アーデンの顔色が変わった…

アーデン
アーデン

何だって…?アリシアの奴、そんな物を手に入れたって言うのか…。
魔族が必死に追ってるってことは本物なんだな…もしかしたら、例の「鍵」かもしれねぇ…。

アーデンが、ニヤリと笑った

アーデン
アーデン

俺も噂でしか聞いたことはないが魔族が必死に探している「光る石」ってのは、どこかに繋がる「鍵」になるらしい。
もちろん、いろんな噂が飛び交っている。別の世界を開く鍵だとか、地界を突き抜ける鍵だとか…。
太古から、つまり人間が現れる前からあるって話もあるぐらいだぜ。
本当に存在するのかどうかさえ怪しむ声が多かったんだ。
だが、アリシアが証明した。「鍵」は実在するとな…。
で、そいつは今どこに?

アリシアの手で2つに分けて隠された光る石の話をし、持っている石の欠片を見せた

アーデン
アーデン

コイツがそうか…!ん?あんたの話じゃ、石はもう1つ、あるんだよな?

→コンスタンスに預けた
→1個ずつ持つことにした
アーデン
アーデン

何だって!?まずいな…こいつは魔族が血眼になって探してるもんだ。
確かにリスクは分散されるが狙わない理由になりゃあしないぜ。奴等は容赦なく奪いに来る…!
コンスタンス一人で太刀打ちできる相手じゃない!急いでコンスタンスの元へ行ってくれ!
俺は魔族の拠点を探してみる!そこにアリシアがいるかもしれない!

(クレイド峡谷)

コンスタンス
コンスタンス

…ハァ…ハァ…

コンスタンスは苦しそうに息をしている

コンスタンス
コンスタンス

やっぱり魔族が…。魔族に…やられちゃった…。
憶えてる…?以前キミが倒した魔物…!そう、ガルギス!
アイツが突然、手に入れたものをよこせって、襲いかかってきたんだ…。
ゴメン…、怖くて…、体が動かなくて…。あの石、奪われちゃった…!
悔しいよ…アリシアが身を挺して守り抜いた物なのに…!

コンスタンスは瞳に涙を浮かべている

コンスタンス
コンスタンス

うぅ…っ!
ぼ、ボクは大丈夫だから、石を、あの石を取り戻して…!
もう1つの石のことも聞かれたから、アリシアの手紙を見せて暗号の意味を教えてやったんだ…。
だからまだ、アイツは峡谷の奥にいるはず…!…お願い!

(峡谷の奥へ)

魔族ガルギス
魔族ガルギス

グググ…またしても汚らわしい臭いがする…!
キサマは…さては、狙いはこの石か?
グググ、欲にとりつかれた下等な人間め…!
レフェル様の手を煩わすまでもないわ!このオレ様が、ここで始末してくれる!

(ガルギスを倒す)

微かに光る石を取り戻した。アーデンの元に戻ろう

 

アーデン
アーデン

おぉ、よくやったな!魔族を相手に、やるじゃねぇか。
なるほどな…。これが…「鍵」…いや、「鍵」になるかもしれねぇ石か…。

アーデンが二つの石を比べていると、引き付けあうように、二つの石は重なり、光は一層強くなった…

アーデン
アーデン

うお…っ!?
確かに、コイツは只者じゃあないな…。
アリシアが危険を顧みずこの石を守ろうとしたのもわかる気がするぜ…
…コンスタンスだが訓練士としての仕事に戻ってもらった。
評判のいい訓練士をこれ以上「暁の兵団」の荒事に巻き込むわけには行かないからな。
納得していない様子だったが、アリシアのことは俺と**に任せろって言ったら諦めてくれたよ。
拠点の調査は空振りだったが、この石がこちらにある以上、魔族たちも動かざるを得ない。
大丈夫、すぐに尻尾をつかめるはずだ。「暁の兵団」の力を見せてやるぜ。

 

アーデン
アーデン

あんたか。最高のタイミングだな。あれから色々とあってな。いい知らせと悪い知らせがある。
まず、いい知らせのほうだが…アリシアがまだ生きてる。
だがな、彼女はレフェルって名の邪悪な魔族に捕らえられちまった。
暁の兵団のリーダーが奴らのアジトに救出に向かったんだが…。
アリシアを人質に取られて手も足も出ずに、おめおめ尻尾を巻いて逃げ帰ってきちまった。
うっ…。

アーデンは負傷していた。傷が痛むようだ

アーデン
アーデン

レフェルの奴は、アリシアと光の石の交換を要求してやがる。
石を渡すのはシャクだが、アリシアの命には変えられねぇよ。
だが俺はこのザマだ。下手を打ちかねないからな。
あんたに頼むしかねぇ。石を預けるぜ。上手く交渉してくれ。アリシアを…よろしく頼む。
少ないが軍資金だ。準備ができたら、もう一度俺に話しかけてくれ。

(1200BasePt/JobPt
 2000イデア)

 

前:冒険者の先達
後:闇の胎動

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