*また、前述の通り、当記事はシナリオ・クエストで起こるイベントや登場人物のセリフなど、ほとんどを記録しています。未プレイの方は閲覧をご遠慮いただきたく思います。まずはご自身でプレイをお楽しみいただくことを強くお勧めいたします。
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異国への潜入
異国の地に潜入し、情報収集をする

よお。**!調子はどうだ?実は、こないだの話なんだが…。
イズモ地方の「黒鷲城下街」に暁の兵団メンバーが潜入している。
そのメンバーから、連絡があった話、覚えてるか?
→覚えている →覚えていない |

イズモ地方は、港街マールケンより行ける東方の群島でな。遠い昔は、1つの大きな陸地だったと言われている。
そこの黒鷲城下街で少し気になることがあってな。調査員を送り込んでいたんだ。
だが、ちょっとヤバいらしくてな。そこで、しばらくあんたにイズモへ行ってもらいたいと思ったわけだ。
船の準備はできている。とりあえず、港街マールケンにいる船員ヨハンに話してみてくれ。
1回分の運賃は俺が出しておいた。
いいか。マールケンから船に乗ると、イズモ地方の「霧の海岸」に着く。
その海岸を出て、「戦場ヶ原」という平原を南に抜けるんだ。
そこにある黒鷲城下街で調査員ローランドがあんたを待っている。気をつけて行って来てくれ。
ちなみに戦場ヶ原にいる、「かまいたち」ってのが強い。見つけたら迂回することだな。

こんにちは!異国への航路をご案内しています!
おや、あなたは、**さんでは?
アーデンさんより、1回分の運賃を頂いております。さっそく乗船しますか?
→乗る |

それでは、出発です!乗船してください!
(黒鷲城下街)

こんにちは、冒険者さん。
学術書のようなものを手にしている男がにこやかに話しかけてきた

オレはローランド。エリシア王国の学者…じゃないのは、アーデンから聞いて知っているよね?
→頷いてみる 黙ってみる |
![]() ローランド
よくオレを見つけ出したね。さすがアーデンの紹介した冒険者だ。 |
頷いてみる →黙ってみる |
![]() ローランド
思ったより慎重なんだね。でも、これからの調査には、その慎重さは、ありがたいね。 |

ようこそイズモの黒鷲城下街へ。キミに来てもらえて嬉しいよ。よろしく、**さん。
ローランドは笑顔で、握手を求めてきた

オレが、こんな格好しているのは、この黒鷲城下街で目立たず行動するため。冒険者って何かと目立つからね。
オレの仕事は潜入捜査することと、協力者の管理だよ。
まぁつまり、現地で情報提供者を獲得したり、彼らの管理をするってことだよ。
今、何人か協力者を抱えているんだけど、その中に一人、特に気をつけている子がいるんだ。
「初瀬」(ハツセ)という女の子でね。
新しいことを学ぶのが好きで、すすんで協力してくれる良い子なんだ。
だけど、なんというか愛嬌はあるけど、大人しい子で…なんか心配なんだよね…。
(※PCが男性) |
![]() ローランド
あ、これから一緒に動く仲間として、一応挨拶はしといてくれないか。 ローランドは笑顔で、付け加えるように言った ![]() ローランド
…一応でいいからね。 |
(※PCが女性) |
![]() ローランド
女の子同士、仲良くしてくれると助かるよ。 |

さてと、どこまで話したかな…。ああ、そう。オレの得意分野は内からの調査なんだよ。
**さんは自分の得意分野で行動してくれていい。もちろん、できる限りの助けもするよ。
この街は外国の人間には冷たくて閉鎖的だから、本当に何をするにも行動が取りにくいからね。
実は、黒鷲城下街でオレが、怪しんでいる箇所があるんだけど…それが、何か当ててみてくれないか。
まぁ、すぐに答えを出せっていうのもアレだから、まずは、街を歩いてみるといいよ。
調査をする上では街の人間に話を聞いたり、街の雰囲気を掴むのも大切だからね。

麗しき姉さん方は、蝶よ花よと扱われるでありんす。
あら、ごめんなさい。練習をしていたの。
いま、働いているところでは、この話し方をしないといけなくて。
→初瀬さん? |

あら、私の名前をご存知なのね?お店では見たことないし…どちらさま?
初瀬は、大きな目をパチパチさせながら、不思議そうに首を傾げている
ローランドの話をすると、初瀬は、にっこりと微笑んだ

あなたが、暁の新しい冒険者さんだったのね。
私は初瀬。よろしく。異国の人は、手と手で挨拶するのよね。
そう言って初瀬は手を差し出した

握手!
目の前に差し出された初瀬の手を握る…
すると、しびれるような感覚が手から体中を巡っていく
初瀬を見ると、彼女の目は、どこか遠くを見つめるように動かない。
頭の中で初瀬の声が響く…
(あなたは…**)
頭の中で、初瀬の声が響く
(あなたは…れべる*の…**職ね…)
初瀬の遠くを見つめるような目は、どんどん開き、視線をさまよわせた。ようやく初瀬の目がこちらをとらえる

…!
初瀬は、すばやく手を抜き取り、眉を寄せながらうつむいた。彼女の細い肩が震えているのが分かる…

ごめんなさい…。時々、出るの…変な力が。自分でも制御できないんだけど…。
物から読み取ったり、物に力を伝えたり…聞こえないものが聞こえることが昔からよくあるの。
みんなも…。
初瀬の白い顔が、血の気の引いたように青くなっていく

ごめんなさい。気分が優れないから、話はまた今度ね。

どうも、旅の方。古今東西、珍しいものを取り揃えた鶴屋でございます。
もっとも…今は休業中でございます。はぁ…。
→詳しく聞く |

…私の父は、鶴屋の店主大商人なのですが、体調が思わしくなく、店も閉めざるをえない状況でございます。
父が会長を務めておりました街民らの寄り合いである自治会も、最近では、話し合いもまとまらず…。
異国へ出るのも、難しい話となってしまっているのです。はぁ…。

異国の旅人か?ここは黒鷲城下街。遠くに見えるのが、黒鷲城だが…今は城主が不在でな。
魔物も増えているので、警護役である我らが、住民を守る。素性の明らかでない輩からもな…。
なので、あまり異国の人間にうろちょろされるのは好ましくない。
男は槍の柄に力を込めながら、こちらを見ている…

特に、命が惜しければ、「千間洞窟」にはいかないことだ。
あそこには、何百年も前に封印された巨大な何かがいるというぞ。
さて、何がいるやら…
だいぶ話を聞いてまわった。…ローランドに会いに行こう

やあ**さん。だいぶ歩きまわってきたみたいだね。何か聞きたいことはあるかい?
→街について |
![]() ローランド
うん。この街は長年、街の寄り合いである自治会に支えられてきた。 |
→城について |
![]() ローランド
城か。なんでも、城主が消えたのと、あの魔王が英雄に倒されたのは、ほぼ同時期らしい。 |
→ローランドについて |
![]() ローランド
オレは冒険者で、暁の兵団から送られた潜入調査員だよ。 |
→初瀬について |
![]() ローランド
初瀬に挨拶してきたのかい。 ローランドの表情がきゅっと引き締まった気がした ![]() ローランド
どうだった? 初瀬の様子について話した。触れた途端に、不思議な痺れとともに声が聞こえてきた、と ![]() ローランド
さっそくキミも見たか。彼女、自分の能力を良く思ってないから、時期を見て話すつもりだったんだが。 ローランドの顔から、ふっと笑みが消え、小さく口の中で呟いている ![]() ローランド
危険だけど…仕方ないよな。 |
→もう大丈夫 |

おっ。かなりいい質問だったね。
じゃあ、オレが最初にした質問だ。オレが何を怪しんで、どこに調査の重点を置いてるか気づいたかい?
千間洞窟 自治会 →黒鷲城 |
ローランドが、口の端をきゅっと上げる

そのとおり。なかなかやるじゃないか。
城主のいない城…そこは、自治会の戒めにより、警護役が四六時中見張っている。
自治会は立ち入りを禁じているしそもそも魔物が出るというから城に立ち入ろうという人間はいない。
しかし、奇妙な噂は絶えない。人影や明かりを見たとか、城の周りを何かが飛び回っていたとかね。
ただでさえ、廃墟というのは良くないものを呼び寄せる。
呼び寄せられたのが、魔族…という可能性もある。
だから、城に関する情報を集め、真相を確かめるのがこの街での最終目的なんだ。
…ただ、敵がまだ見えない上に一歩間違えれば、命の危険もあるだろう。潜入には相当な準備が必要ということさ。
準備といっても潜入調査だから、まずはイズモの情報に近づきやすい人間に変装したりするのが基本かな。
派手な行動は、あまり取らないのが掟だけど、時には不正行為を取ることもある。
ローランドの顔が、すっと引き締まる

だからこそ、ばれないように身分を偽らないといけない…さもないと相当な処分も覚悟しなくちゃならない。
そう言ってから、ローランドは笑顔に戻り、明るい声で続けた

ともかく、潜入調査は危険が多い仕事ということだよ。
キミもすでに知っているとおり、オレはエリシア王国から来た学者に化けている。
なんといっても、暁の兵団に報告書を書くにも、学者というのが一番やりやすくてね。
ローランドは、にこやかに、手に持った学術書を軽く、こちらに見せるように振る

中身は報告書と資料さ。でも、周りから見れば、学術書に書き込んでるみたいだろ?
…実際のところ、冒険者をよく思わない人間も多いからね。
同じ外国人でも、他の職業の方が動きやすいこともある。そして、街に溶け込むことが大切だよ。
さて、**はこれからどう動くつもりなんだい?
→変装する! |

なるほどね。それは、良い考えだね。
街の人間に冒険者だとばれなければ完璧だと思うよ。
まぁ、口入屋の「くれない」は、エリシアの冒険者協会と通じているからね。問題はないと思うけど。
冒険者に仕事を斡旋するのが、彼女の仕事なんだよ。調査には関係ないが気になったら、会いに行ってみるといい。
さて、キミが何かに変装するなら準備を手伝うよ。
イズモで調査を進めるには、「何か」に変装する必要がありそうだ。街の人間を観察してみよう

こんにちは、**さん。さきほどはごめんなさい…。
初瀬は落ち着きを取り戻したようで、首を小さく傾げながら微笑んでいる。顔色もだいぶ良くなったようだ…
初瀬の仕事について聞いてみた。瞬きをしながら、こちらを見上げる

私のお仕事は「かむろ」というの。イズモ独自のお仕事だから、異国から来たあなたには初耳よね。
かむろには、教養が不可欠。お華やお茶、お香…身につけた芸事でお客様のお相手をするお仕事なの。
そこで話す独特の言葉とか、今まで知らなかったことを学ぶのは、大変だけど、とってもやりがいがあるの。

どうも、旅の方。古今東西、珍しいものを取り揃えた鶴屋は現在、休業中でございます。何か御用で?
鶴屋万次郎の仕事について聞いた。万次郎は、眉を下げて弱々しく笑った

私は、こう見えて大店「鶴屋」の息子、商人でございます。
鶴屋はもともと、着物を扱う小さな店でございました。
大きな店となったのは、祖父の代から、異国の商人とも取引を交わしたのが始まりと言われております。
異国にある珍しい、武器や薬、穀物などを手広く扱うことで商売は拡大されたのです。
商人は、安定した仕入れと正直な価格提供により、得ることができるお客様からの信用が何よりの宝なのです。
しかし、今では自治会のお達しもあり…異国との取引も難しく、鶴屋は休業中なのです…はぁ…。

どうした?
亀山サスケの仕事について聞いた。亀山は片眉をグイっと引き上げた

我らは市中警護役。治安維持のため自治会に雇われている。
我らの主な任務は、我らの土地にはびこり、暴れる魔物が街中へ攻め入らぬよう見回ること。
我らの任の邪魔になりえる…素性の明らかでない人間や、怪しい輩を厳しく取り締まるのも警護役の仕事。
なので、あまり異国の人間にうろちょろされるのは好ましくない。
亀山は、何かを探るように、こちらを見ている…

特に、命が惜しければ、千間洞窟にはいかないことだ。
だいぶ話を聞いてまわった。…ローランドに会いに行こう

やあ、**。何かに変装するなら準備を手伝うよ。
どの仕事がいいだろうか?
学者 警護役 →商人 かむろ |
イズモの商人とはいかないが、エリシアから来た商人というていなら行ける気がする…

それじゃあ、しっかり設定を作っておいた方がいいね。そうすると、ぼろが出にくくなるんだよ。
えっと…それじゃ、何を扱う商人にするんだい?
(自由選択) →薬 武器 穀物 |
![]() ローランド
イズモでは、慢性的な薬不足とか。薬商人なら安値の薬草、傷薬とか火傷薬とか高価なものまで扱う商人だろうね。 |
ローランドから薬商人についての知識や商人ギルドについて教えてもらった

よし、これで街の人間にばれなければ、完璧だね。街に溶け込むことが大切なんだよ。
まぁ、限られた人間…例えば口入屋の「くれない」は、冒険者協会とつながっているから、大丈夫だけどね。
ばれないかどうか、街の人と話して、試してみよう

こんにちは。あら、こちらで商いをされるの?異国の方は珍しいわ。
何か品物を見せてくれる?異国のものならば、姉さん方も喜ぶかもしれない。
初瀬は、にこやかに小さな手を差し出している
初瀬に何かアイテムを見せてみようか…?
→見せる |
鞄から適当にアイテムを渡そうとする…
すると、アイテムに触れた初瀬が、目を見開いて、さっと手を引っ込めた
だが、どこか楽しそうに見える

やだぁ。**さんだったのね。
驚いちゃった。商人さんに化けたのね。とっても上手ね。ローランドさんよりも。
私の力がなかったら、本当に気づかないままだったと思うわ。
そうだ。この間、ローランドさんが言ってたのだけど。
暁の方々は報告書を書くのよね。ちょっと待ってね…。
初瀬は袖から取り出したイズモの紙に筆で何かを書いていく…

私も何か手伝えればと思ってたの。ローランドさんの書く報告書を見よう見まねで書いてみたわ。
ちゃんと、すてきな変装でしたって書いてあるからね。どうぞ、もらってね。
流れるような細い字で書かれている報告書を受け取った

報告書はローランドさんに渡してね。私はこれから、かむろのお稽古だから。それじゃあ、また後でね。

どうも、旅の方。古今東西、珍しいものを取り揃えた鶴屋でございます。
おや、あなたは異国の商人の方なのですね。
ぜひ、うちに寄っていただきたいのですが、鶴屋は今は休業中でして…。
また機会があれば、ぜひ、お立ち寄りください。…はぁ。
あ、そうそう。せっかく場所は空いてますから。
イズモの自治会の人から、街の活性化のためにと頼まれて、お化け屋敷を設置したんですよ。
店の奥です。完成したようなので、ぜひ、立ち寄ってみてください。

…おい、そこの商人。
亀山サスケが近づいてくる

お主、どこかで見た顔だな。…何商だ?
→薬 武器 穀物 |

そうか。では、薬商人とはどんなものか言ってみろ。
ローランドから聞いた薬商人の知識を話した。亀山は頷きながら聞いている

…ふむ。では、お主が、どういったものを扱っているか答えられるな?
こちらから、品物を聞いていく。…そうだな。正しい品を3つ選べたら、よしとしよう。
お主の扱っているのは…
(チック豆/イズモ米/小麦/火傷薬/傷薬/薬草/冒険者のブーツ/冒険者の胴着/ブロンズメイル/チーズ/戦矢/粘液)
か?
はい/いいえ |

…なるほど。いや、疑ってすまなかった。
商売の邪魔をするつもりはない、黒鷲城下街でゆっくりしていってくれ。
街にうまく溶け込めたようだ…。
…ローランドに会いに行こう

やぁ、その顔だとうまくいったみたいだね。
さすが、アーデンが寄越しただけのことはある。ただ者じゃぁないね。
ローランドに初瀬から受け取った報告書を渡した

初瀬から?
報告書の文字をローランドの目が、ゆっくりと追っていく…

…うん。さすが初瀬だ。いい報告書だね。キミのことをとっても褒めているよ。
そうだ。報告書を渡しに、アーデンに会いに行くなら海岸まで送るよ。
→行く |

分かった。気をつけて行ってきてくれ。
(エリシア王宮前広場)
どう話しかけてみようか?
→商人風に いつも通り |

お、なんだ。広場で商売とは珍しいな。
…うん?
アーデンが、こちらをじっと見つめてくる

**じゃないか!その様子だと、イズモでは、うまくいってるみたいだな。
アーデンは、大きな声で話している。アーデンに報告書を渡した

ありがとう。俺は、今**がイズモへ行って良かったと思っている。
アーデンは周囲を目で見回しながら、こちらの方へ身をかがめる。そして、小さな声で話し始める

実は、暁の兵団員が何人か行方をくらましてる。あのアリシアの時みたいにな…。
アリシアは覚えてるよな。魔族に異界へと飛ばされた暁の兵団のメンバーでもある冒険者だ。
おそらく、魔族か…あの謎の女マギが絡んでるのは間違いないと見ていい。
メンバーの行方を探しながら、俺は魔族やマギを追っている。
あんたは、イズモで潜入調査を続けてくれりゃあいい。エリシア王国は今、ヤバいからな…。
…ただ。
アーデンが、さらに声をひそめる

イズモも決して安全とは言い切れない。あそこは、いろいろといわくのある土地だからな。
くれぐれも気をつけてくれ。あんたなら大丈夫とは思うが、万が一ということもあるからな。
長く息を吐き出して、アーデンが、こちらを見る

元気そうで良かった。ローランドとも、よろしくやってくれ。
あの男は、ああ見えて、実は、アルフレドの近くで働いていた人間だ。憲兵の教育を受けている。
詳しくは、ローランドがあんたに話してくれるだろうが…とにかく、内々での調査には、長けている。
暁の兵団員が何人か行方をくらましている話を城下街にいるローランドにしてやってくれ。
そっちでも気をつけなきゃならんかもしれんしな。
それじゃあ、頼んだぞ、**!
(黒鷲城下街)

やぁ、**。アーデンに会って来たかい?
ローランドにアーデンから聞いた話をした。暁の兵団員が行方不明になっていること
そしてイズモも危ないかもしれないこと

…暁の兵団員が何人か行方不明になっている?
何か嫌な予感がするな。暁の兵団員と言えば、ほとんどが経験を積んだ冒険者だ…。
それが何人も…。
ローランドは腕を組みながら、地面を見ている

ここはエリシア王国から遠く離れた異国の地。だが、魔族はどこかに潜んでいるだろう。
…魔族を相手にするとなると、相手にするとなると、相手に動きを気取られないよう、オレたちも慎重に動かないといけないな。
…しかも、かつてアリシアやキミを襲った、レフェルのような魔族が動いているのかもしれない。
報告書で読ませてもらったよ。暁の兵団員アリシアが、魔族レフェルによって異界へ飛ばされた…。
鍵の欠片を巡る戦いで、その魔族を倒したのは、突如として現れた冒険者…**だとね。
キミの実力は十二分に認めている。しかし、多分それは魔族側も同じ。
魔族にとって厄介な、暁の兵団を一人ずつ始末しているのかも。
しかも動いているのは、下級魔族じゃない…それ以上の存在だ。今まで、あまり確認されていないような。
…まさか、上級の魔族…?…それはないか。
ローランドは、顔を上げて笑顔を作った

どちらにせよ、気をつけないといけないみたいだね。
特に、オレとキミは冒険者だけど、初瀬は戦ったことのない、ただの協力者。
…今まで以上に気をつけないと、いけないかもしれない。
ローランドは一瞬、硬い表情を作り、すぐに、いつもの笑顔を作った

すまないすまない。なんだか暗くなっちゃったね。
まだ、こちらは調査途中なんだから、そんなに身構える必要はないよな。
あっ、そうだ。これは、歓迎のプレゼントだよ。
(75000BasePt/JobPt
+宝箱)

さて、とりあえず次の動きがあるまでは、街に潜伏しているといいよ。
そうだな。口入屋の「くれない」なんか、冒険者に仕事をまわしてくれると思うよ。