Ellicia 古代王国の秘宝

*こちらはスマホゲーム「エリシアオンライン」のシナリオ文字起こし記事です。エリシアファンとして、通ってきた物語をいつでも見返せるよう残しているものであり、権利の侵害や中傷など、ゲームに対する悪意は微塵もございません。ただのファンブログとして見ていただければと思います。
*また、前述の通り、当記事はシナリオ・クエストで起こるイベントや登場人物のセリフなど、ほとんどを記録しています。未プレイの方は閲覧をご遠慮いただきたく思います。まずはご自身でプレイをお楽しみいただくことを強くお勧めいたします。

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古代王国の秘宝

古代王国の書物の謎を追跡する

前:謎の髪飾り
後:貴族の末路

 

アーデン
アーデン

よお、あんたか。調子はどうだい?
このところ各地で発見されるアイテムや事象についての追跡調査に兵団メンバーも追われててな。
こっちは相変わらずの人手不足だ。とにかく分からないことが多すぎるってことだ。
正体不明の力を帯びたアイテム、解くことが不可能な呪い…。
出処についてもその効力についても調査が難航している。
我々の知り得ない何かが動き始めているとしか考えられねえんだ。
何か有効な手掛かりでも掴めればいいんだがな…。
…そうか。もしかしたら、アルフレドなら古い資料に当たれるかもしれねえな。
王宮侍従長のアルフレドは、あんたも知ってるように、俺の背後にある階段を登ったところに大概いる。
なかなか口の堅い男だが、ちょっと探りを入れてみてくれねえか?

→アルフレドに会う
アーデン
アーデン

そうか。それじゃあ、よろしく頼む。

 

アルフレド
アルフレド

ああ、貴方でしたか。なるほど…。
そういった資料を探すとすれば、王宮の書庫ということになりますが…。
あそこで保管されている蔵書については、そのほとんどが王宮外への持ち出しが禁じられております。
さらには読む者の資格も問われるので大変難しい話です。
まあ、そうは言っても何とかできないこともありませんがね。
ただし条件が一つ。私から個人的に貴方に条件をお出ししたいのです。
王宮秘蔵の書物を一時的にお貸しするかわりに、後日、貴方の手をお借りしたい。
いかがですか?この条件、お受けになりますか?

→受ける
アルフレド
アルフレド

わかりました。では早速、資料については王宮の書庫を当たってみましょう。
こちらからの依頼については、後日、機会を見てお話しいたします。
資料については、アーデンに渡しておきます。それではごきげんよう。

 

アーデン
アーデン

ああ、あんたか。ありがとうな。アルフレドから資料は預かったよ。
…これだ。
エリシア王国の書物ではなく、古代レーム王朝の、宮廷魔道士が書いたものらしい。

アーデンはアルフレドから渡された古い書物を取り出した
非常に豪華な装飾だ。宝石の飾りもついている

アーデン
アーデン

問題は、書かれている言語がわからねえことだ。これは古代語だとは思うんだが…。
ああ…、そうだ。オーウェンなら呪いについて古代語にもあたっているかもしれねえな。
奴にこいつが解読できるかどうか確かめてもらえねえか?よろしく頼む。

 

オーウェン
オーウェン

ああ、あなたでしたか。…うん?それは何をお持ちですか?
ああ…この書物は…。なるほど。古代レーム王朝の、宮廷魔道士が書いたものですか…。
これを王宮の書庫から…。
うーむ…。

オーウェンは書物を開き、眉をしかめた…

オーウェン
オーウェン

確かにこれは古代レーム語で書かれているようですね。
昔、エリシア王国ができるよりも前、魔王が現れる前にあった王朝の言葉です。
残念ながら私は古代レーム語については専門外なのです。お力になれなくてすみません。
あ、ですが全く方法がないわけではありませんよ。おそらくあれが使えると思うのですが…。
「知恵の指輪」という指輪があるのです。古代の錬金術師が作ったアイテムです。
あの指輪をはめると、知らない言語でも読むことができるらしいのですが…。
ただし、触媒としてその時代に関わりを持った水晶、あるいは宝石が必要です…。
「知恵の指輪」は、レーム王朝の墓「古代王の墳墓」の中に埋もれているという話を聞いたことがあります。
墳墓の場所はご存知ですか?首都東のレーム荒野から東に抜けると、緑深い禁断の地が広がります。
その地の奥にある遺跡が「古代王の墳墓」です。
試練を受ける石像とは別の方向を探してみてください。
とにかくまずは「知恵の指輪」を見つけ出しましょう。

(古代王の墳墓1F)

(小さな光る物)
何か…古い指輪だ。かなり汚れている…
トリア洞窟にいるオーウェンに調べてもらおう…

 

オーウェン
オーウェン

ああ、この指輪は…!

オーウェンは布に何かの液体を数滴垂らし、指輪を磨き始めた…
古く汚れていた指輪に元の輝きが戻ってきた…
指輪は黄金色だ…

オーウェン
オーウェン

これは本物かもしれませんね。ですが、このままでは調べようがありません。
何か触媒となる、この時代の石が必要なのですが…。

→魔法薬を使う
オーウェン
オーウェン

いえ…これは水晶もしくは、宝石でないとうまくいかないんです…。

→宝石を捜しに行く
オーウェン
オーウェン

この時代の宝石を探し出すのは、容易ではありません。かなり時間を費やす可能性もありますしね。

→書物についている宝石を使う

オーウェンはにやりと笑った

オーウェン
オーウェン

ええ、実は私もこの装飾は使えると思っていたんです。
ただ、この書物は王宮の書庫から持ち出したもの。
いくら元に戻せば問題ないとは思っていても、一度あなたの意見を聞いてみたかったんですよ。
もちろん、謎を解明するための手段がそこに存在するならば、試さずにおくなどということはありえない。
これが私の立場ですがね。

もう一度、オーウェンが微笑んだ
そして迷わず書物から装飾の一つ、黒光りする宝石を外して、指輪にはめ込んだ…

オーウェン
オーウェン

では確かめてみましょう。うむ…。おお…!

オーウェンは注意深く指で書物をなぞらえていった…

オーウェン
オーウェン

間違いありません。この指輪で大丈夫ですよ。確かに読めます。
全てが鮮明に読めるわけではありませんが、この指輪でかなりの解読ができるはずです。
まずはアーデンさんに、この指輪と書物を届けてあげてください。
解読しきれない部分については、後で私がじっくり読ませてもらいますよ。
では、気をつけて。アーデンさんによろしくお伝えください。

 

アーデン
アーデン

ああ、あんたか。どうだった?

指輪と書物をアーデンに渡した…

アーデン
アーデン

これで…読めるのか?

アーデンは、信じられないといった表情で指輪を見つめた…

アーデン
アーデン

あんたがやってみてくれ。

アーデンは興奮気味に書物を広げて…こちらに寄せてくれた…

「精霊」の章
…「精霊」とは、太古の時代より存在した神のごとき…
ーこの部分は消えていて読めないー
この世界に満ち満ちている「マナ」が具現化した、生命を宿す不滅の存在と考えられている。
光、闇、火、水、風、土を司る絶対的な存在。
「光」は、「水」と「火」の精霊族を支配し
「闇」は、「風」と「土」の精霊族を支配する。
…「光」と「闇」は対立しつつも均衡しそのあやうい均衡の元において世界が成り立っている。
それぞれ別種族のごとく性質を異にするがこれら全てを総称し「精霊族」と呼ぶ。
アーデン
アーデン

ふーむ。なるほどな…。
俺たちの信仰している精霊っていうのは、もしかして生き物なのか…?
よくわかんねーな…。古代王朝の、宮廷魔道士が書いたものがどこまで信用できるかだが…。
少なくとも我々が知りえない事象も彼らにとっては当たり前のことだったかもしれねえしな。

「魔法」の章
この世に存在する、説明のつかない不思議な力の全般を、「魔法」と呼ぶ。
そのうち、司祭などの「癒しの力」は、「光」や「水」の精霊の力を借りている。
一方、魔道士が使う敵を破壊する力は、マナの力を取り込んだ人間の力が元になっている。
かつてはマナの力を極めた魔法王国や、精霊と人間の混血種族が存在したと云われている。
現代では、魔女の存在がそれにあたると推測されている。
だが、魔女の存在については多くの謎に包まれており、未だに確かな事は分かっていない。
魔女の使う魔法については、マナや精霊の力とは全く別の力が宿っていると云われている。
アーデン
アーデン

ここに出てきた「現代」というのは当然この書物が書かれた時代のことだよな?
謎だとしながらも、この頃にはすでに魔女の存在について何らかの手掛かりがあったってことか…。
魔女か…。

魔女とは何のことだろう…

アーデン
アーデン

この件については暁の兵団でも十分調べる必要がありそうだな…。

「呪い」の章
「呪い」とは、「闇の精霊」が得意とする力と云われている。
「闇の精霊」は、人間の使う物などにこの力を帯びさせることができる。
この力は、闇に属さぬ者にとっては致命的な毒になり、生物がとけてしまった例が数件確認されている。
そうしたアイテムを見つけた場合、司祭か魔道士が慎重に処理を行わなければならない。
さらに「闇の精霊」は人間を媒介として…
ーこの先は傷みが激しく、解読が困難だ…ー
アーデン
アーデン

この時代にすでに人間が溶けてしまった記述があるとはな…。あの黒い短剣と全く同じだ。
もしかしたら、「呪い」を知るためには「闇の精霊」についての調査が必要なのかもしれねえな…。
「闇の精霊」か…。今は全く未知の存在だ。
…しかし、最後の記述が気になるな。
「闇の精霊」は人間を媒介して、という部分だ。
ここは、オーウェンの専門でもある「呪い」についての項でもあるし、奴の力を借りて解読を進めよう。

「永遠の都」の章
精霊たちのほとんどは、人間やドラゴン族のはびこるこの世界から興味を失ってしまった。
彼らの都を新たに別の世界に作ってしまったと云われている。その都は「永遠の都」と呼ばれている。
「永遠の都」に行くためには、この世とあの世をつなぐ扉をあけなくてはならない。
その扉には、精霊族が作った「鍵」がかけられている。
その鍵は、「光る石」「闇の石」などの「精霊石」から作られていると云われる。
実際に「鍵」を目撃した人間はおらず、その存在の真偽は不明。また、実在するとしても、保管されている場所などは不明。

アーデンは、何かを考え込んでいた…

アーデン
アーデン

ここに書かれている「鍵」と、我々が手に入れた「鍵」の一部は同一物なんだろうか…?
魔族たちが必死に探している理由は何なんだ…?
最初にアリシアが見つけて…。
!!
いや、待てよ。
もしかしたら、ここに書かれている別世界に…アリシアは飛ばされちまったなんてことはねえよな…?

アーデン
アーデン

…こいつは厄介な書物だな。
ここに書かれていることがどこまで事実なのかはわからねえが…。
いずれにせよ、一度この情報を元に調査を進めるべきだろうな。いろいろとありがとうよ。
アルフレドに返す前に、こいつをオーウェンに解読をさせてみよう。
オーウェンはな、一度読んだことは忘れねえんだ。
気味の悪い能力だが、こういうときには、まったく心強いよ。

アーデンはにやりと笑った

アーデン
アーデン

オーウェンには俺から直接渡しておくよ。
また何か分かれば知らせる。その時はよろしくな。
ああ、そうだ。あんたにはずいぶん世話になってるな。
今の活躍に、その鞄はそろそろ物足りないかもしれねえだろう。
ちょっといいか?

アーデンは鞄を手に取って何やら作業を始めた…

アーデン
アーデン

よし、これでいいだろう。
じゃあな。これからもよろしく頼むぞ!

鞄が拡張され、アイテムがさらに5つ余分に入るようになった!

(60000BasePt/JobPt)

 

前:謎の髪飾り
後:貴族の末路

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