Ellicia これからのフォーゲルブルグ

*こちらはスマホゲーム「エリシアオンライン」のシナリオ文字起こし記事です。エリシアファンとして、通ってきた物語をいつでも見返せるよう残しているものであり、権利の侵害や中傷など、ゲームに対する悪意は微塵もございません。ただのファンブログとして見ていただければと思います。
*また、前述の通り、当記事はシナリオ・クエストで起こるイベントや登場人物のセリフなど、ほとんどを記録しています。未プレイの方は閲覧をご遠慮いただきたく思います。まずはご自身でプレイをお楽しみいただくことを強くお勧めいたします。

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これからのフォーゲルブルグ

フォーゲルブルグで情報を集めよう

前:怒りのハイネスドラゴン
後:フォーゲルブルグの復興

 

ベルタ
ベルタ

あ、**!!この間は楽しかったね!!
あらためて、街を守ってくれてありがとうね!!
あれからね?傭兵隊のみんなに聞いてみたんだけど、ドラゴンとの戦いでもあたしの武器は壊れなかったって!
スフィアの入ってない魔族の武器はみんな壊れちゃったそうだから、これってさ、あたしの勝ちだよね!?
『魔族越えの武器職人、ベルタ』とか名乗っちゃおうかな!
…まぁでも、スフィアのついた魔剣はどれも壊れてないし、あたしが作って売ってたのは両手斧とかハンマーだから…。
ま、実際には引き分け、って所なんだけどね!
あ、そうそう!こないだのお祝いの席では話せなかったけど、あたし達もドラゴン、見たんだよ!!
あたし達は、フォーゲルブルグを一番最後に離れたんだけど、地下通路から外に出たところで空を見上げたらね?
すっごくおおきな飛竜と、魔女が戦ってたんだ!空中で!!
え?どうして魔女だと思ったかって?だって空を飛んで、魔法の雷や光で戦ってたんだもの!!
それと一緒にいたゲルハルトも『魔女ってヤツを初めて見たぜ』って言ってたしね!!
結局魔女はドラゴンの炎で燃やされちゃって、山の向こうに落ちていったけど…。
ドラゴンも魔女の魔法でボロボロになっちゃってた。
あれって、**が退治したフェルグニって、あのドラゴンだよね?フォーゲルブルグの方角に飛んでったもの。
あの時はもうこの街を見ることもないのかなって思ったけど…戻ってこれてホントによかった!
**、ありがとね!

ゲルハルト
ゲルハルト

おう!竜退治の英雄!!

ベルタ
ベルタ

あ!ゲルハルト!

振り返ると、マントを深くかぶったゲルハルトがにこやかに笑っていた

ゲルハルト
ゲルハルト

やったじゃねえか!お前がハイネスドラゴンを追い返したんだってな!畜生、先を越されちまったぜ!!
いや、まあこうなった当然だ。先を越されたのは、俺が未熟だった、それだけのことなんだからな。
よくよく考えりゃあよ、ハイネスドラゴンと戦える機会なんて一生に一度あるかないかだ。
だってのに、俺はフォーゲルブルグから離れちまった。武器がどうだとかそれっぽい言い訳をかましてな。
そんな武器になんざ頼らずにカーリン嬢を守って戦ったお前さんとはなんとも対照的じゃねえか。
…ビビッちまってたんだよ、無意識にな。こうやって先を越されて、ようやくそれを自覚できたってわけだ。
感謝してるぜ?このフォーゲルブルグとカーリンを守り抜いた上に、現実を突きつけてくれてよお。
いやいや、俺はこれからだぜ?
見えない敵とは戦えねえが、見える目標なら何度も超えてきた。それが不可能に見えるもんでもな。
待ってろよ。お前くらい、すぐに追いついてやるからな。

ゲルハルトは言うだけ言うとマントを翻して、去っていった

ベルタ
ベルタ

やったね!**!これって好敵手(ライバル)ってやつだよね!!

 

カーリン
カーリン

フフ…少しは酒も抜けたか?祝いの場の酒はやはり格別だな。私も数年ぶりに深酒をした。
…私の見る限り、フェルグニは相当なダメージを受けていた。傷を治すのにも相当な時間を要するはずだ。
少なくとも外壁に受けたダメージが最低限補修できる位までは、大規模な襲撃はないと見ても問題なかろう。
…だが、ドラゴンとの盟約は今回の件で完全に効力を失った。
これからは、これまでのように知能のないドラゴンだけを相手にすればいいという状況ではなくなってしまう。
にもかかわらず、デュナン傭兵隊はかつてないほどの打撃を受けてしまった。
貴殿のおかげで死者こそ最低限に抑えられたが、再起不能な程の傷を負ったものも少なくない。
…傭兵隊の建て直しは急務だ。だが、この地にいる腕の立つ者にはもう既に声をかけてしまったのだ。
未熟者ばかり集めても、先日の戦いの二の舞だ。いちから鍛えるだけの時間的猶予もない。
…。
エリシア王国は最近どうだ?少し前までは立て続けに問題が発生していたと聞くが…。
腕の立つ傭兵がいないか、エリシアの冒険者教会あたりに問い合わせてみてもらえないか?
エリシア王国のアーデンとやらに報告に戻るんだろう?そのついででいい。今なら破格で雇うと話をしてみてくれ。

 

ウィレム
ウィレム

…ご心配をおかけしました。もう身体のほうも大丈夫です。
あの石は、私が龍の墓場の地下、ハイネスドラゴンの棲家へ踏み込んだ時に、ハイネスドラゴンから譲り受けたものなんです。
僕があの場所へ行ったのには、票集め以外にも意図することがあったからでした。
盟約では、お互いの領域で侵略、戦を仕掛けない代わりに、人間の力を示すのが義務だと記されています。
『真の勇気と力を示せ、我らが失望した時、弱き人間の街は、盟約に基づき消え失せるものである』と。
でもこれでは人間の、力以外の素晴らしさを全く認めていないじゃないですか。
ですから僕はその機会に、可能であれば盟約の内容を変えようと目論んでいました。
ドラゴンに人間の良さを理解してもらい、お互いにとってより良い関係を築くために。
…ですが残念ながら、やはりドラゴンは本能で力を求める生物でした。それを痛いほど思い知りましたよ。
力以外のことに興味を示さないドラゴンに、僕は、戦うだけが力じゃないと食い下がりました。
自らの居場所を守り、生き続けることも『力』なんだと。
僕はフォーゲルブルグを繁栄、存続させることで、その力の価値を証明してみせると言ったんです。
ドラゴンの返答はこうでした。『守る力、か…ならば貴様にこれを守って見せてもらうとしよう』
そうして渡されたのが琥珀色の光を放つ石と、ドラゴンティアと呼ばれる、竜の頭蓋の杯でした。
傭兵隊長には話していませんが、この石と杯、そしてフォーゲルブルグを僕が守り続けている限り…。
ハイネスドラゴンはこの街を襲わないと、約束してくれたんです。
我ながらよくやったと思います。傭兵隊が力を示すことに失敗しても、街は守られるようになったんですから。
ただ悔やまれるのは、あの時、街でなく、人を守ると言わなかったことです。
そうすれば、石と杯を持ってもっと早くに逃げられたはずだったんです。
結果として僕は、この街を最後まで離れられなかった。そして魔族に石を奪われてしまった。
…フォーゲルブルグに襲来したフェルグニ以外のハイネスドラゴンとの盟約も、無効になってしまったんです。
どうにかしてドラゴンとの盟約を結びなおさなければなりません。
でなければ、フォーゲルブルグはまたすぐに危険に晒されることになってしまいます。
何か、方法を模索してみます。この街で、再び人々が不安を抱えずに生きていける方法を。

 

カーリン
カーリン

エリシア王国に戻るか?頼みごとの件もある。こちらで馬車を手配するぞ。

 

(王宮前広場へ)

アーデン
アーデン

お。戻ったか。フォーゲルブルグでのコトはこっちまで伝わってきてるぜ?

フォーゲルブルグでの出来事をアーデンに報告しよう

→ハイネスドラゴンについて

ハイネスドラゴンと戦ったことをアーデンに話した

アーデン
アーデン

そうか…ハイネスドラゴンと一戦を交えたと聞いて耳を疑ったが、マジだったとはな…。
強くなったな、**…。しかも倒しちまうとは…。
手傷を負っていたとはいえ、ハイネスドラゴンを倒せる人間なんて世界中を探したってそういやしねえ。
あんたがヒヨッコの頃から知っている身をしては、なんとも感慨深いものがあるぜ。
しかし手傷…か。なあ、そのハイネスドラゴンに手傷を負わせたのは、結局誰だったんだ?

 ゲルハルトだ
→魔女だ
アーデン
アーデン

魔女…?フォーゲルブルグに魔女がいたのか!!
なるほど、フォーゲルブルグに到着したハイネスドラゴンが痛手を負っていたというのも、それなら頷けるな。
あんたも知ってるだろう?魔女はそう、この世界で最も強い力を持つ存在だ。
いや、しかし…たとえハイネスドラゴン相手でもそれが本当に魔女だとしたら、勝てるはずだが…。
それを見ていた者が魔力に疎かったのなら、只の魔法使いを魔女と見間違えたのかもしれん。
あるいは、魔女の側に、魔力を発揮できない何かの理由があったのかもしれないな。
しかしわからんな…。その魔女は一体何故そんなリスクを犯したんだ?
その魔女に、フォーゲルブルグを守る理由があったのか…?いや、魔女が人間を守るはずがないな。
まあ、ともかくだ。あんたがハイネスドラゴンに勝てたのも、その魔女が痛手を負わせていたからだろう。
どんな事情があったかは全くわからんが、少しはその魔女に感謝してもいいかもしれんな。

→アリシアについて
アーデン
アーデン

そうだ、アリシア…!アイツとはもう一度会えたのか…?俺の言葉は伝えてくれたか!?

アーデンに、龍の墓場で再会したアリシアの様子と、アーデンの言葉を伝言して笑い飛ばされたことを伝えた

アーデン
アーデン

…。
……。
……そ、そうか。
いや、まあ、その、なんだ。俺的にはとっておきの口説き文句だったんだが…ハハハ。
ま、まあいい。で…?何か話したりしたんだろ?

アーデンに、アリシアから聞いたアーデンの過去について話した

アーデン
アーデン

…俺が、故郷を見捨てただと?
…。
そのアリシアは、魔族か何かが姿を変えた偽者かもしれないな。
暁の兵団を危険な存在と見て、そのリーダーである俺を失墜させる気なのかもしれん…。
いかにも魔族の考えそうな事だ。

 アリシアは偽者だ
→アリシアは本物だ
アーデン
アーデン

ああ…。アイツは多分、偽者でも何でもない、俺達の知ってるアリシアだ。
でもなけりゃ、なんで…、なんでオレたちとの思い出なんて今更話すかよ?
魔物を召喚したり、突然相手をどこかに飛ばしたり…。
アリシが持ってるはずのない圧倒的な魔力を見せつけたあとで、そんなことを話す理由がどこにもねえ。
なにか…事情があるんだ。俺達に、少なくとも今はまだ話せない何かがな。
…。
…なあ?ハイネスドラゴンに手傷を負わせたって魔女なんだが…。
もしかすると、だぜ?いや、あくまで俺の推測に過ぎないんだがその魔女…アリシアなんじゃないか?
アリシアは、フォーゲルブルグを守ろうとしたんじゃないのか?
確かに、ドラゴンの怒りが頂点に達した原因も、アリシアが龍の墓場でドラゴンの死骸を蘇らせたからなんだが…。
龍の墓場に刺さってた大剣は、魔族の…シオンってヤツのものなんだろ?
あんたが目撃したのは、もしかすると、アリシアが大剣の魔力を弱めてる現場じゃなかったか?
シオンがフォーゲルブルグの傭兵に配ってたっていう『壊れやすい魔剣』も、アリシアがくれるスフィアで直るんだよな?
その修理された魔剣のおかげで、傭兵隊はドラゴンとそれなりに戦えた。そうだよな?
『呪われた短剣』と『白い鎧』も、俺達が持ってちゃ危ないシロモノだったんじゃないか?
ただ、どういうわけか、アリシアはそのことを俺たちに話せない。…そういうことなんじゃないか?
考え過ぎかもしれないが…。いや、俺にはそうとしか思えない。
アリシアが俺を、暁の兵団を裏切るなんてことは、やっぱり俺には考えられないんだ。

→傭兵の募集について

カーリンが、エリシア王国で傭兵を募ってほしいと言っていたことをアーデンに話した

アーデン
アーデン

…デュナン傭兵隊の隊長が?
こちらも、暁の兵団の再建に苦しんでる状態だ。人材不足はお互い様なんだがな…。
とはいえ、冒険者よりも傭兵向きの人間ってのもいる。
冒険者ギルドの会長にも俺から話をしておこう。
そうだな、逆に、冒険者向きの人材がいたら紹介してくれるように傭兵隊の隊長に頼んでみるか。
戦いもできれば理想的だが、調査に向いた人材が少なくてな。
思い当たるヤツがいるか?だとしたら、いい交換条件になりそうだな。
今回の件もそうだが、魔族は巧妙な手を使う。奴等とやりあう為には情報戦に強い人材が必須なんだ。
今回のフォーゲルブルグの一件で、魔族が今も光の石を追い続けてるってのは分かった。
ドラゴンを巻き込むことすら厭わない程、奴等が光の石に価値を見出していることもな。
アリシアに一体どんな事情があるかはわからんが、少なくとも光の石を追えば、その先に…。
魔族とアリシアがいるのは間違いないんだ。
魔族より先に光の石を集めて、アリシアの真意を探る。そのためにも、情報収集能力に長けた人材が必要だ。
そのうち、その魔女がドラゴンにやられて落ちていった場所ってのを調べる必要がある。
もしかしたらアイツの…、アリシアの痕跡が残っているかもしれないからな。
大丈夫だ。アイツはドラゴンの炎くらいでやられちまうようなタマじゃねえ。
言ったろ?俺は信じてる、ってな。こうなった以上、俺はアイツをとことん信じるぜ。
お前も信じてやってくれ。暁の兵団の、アリシアをな。
さて、俺はまず、光の石について洗いなおすところから始めるとするか。腕の立つ冒険者にも声をかけねえとな。

(1250000BasePt/JobPt)

 

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後:フォーゲルブルグの復興

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