*また、前述の通り、当記事はシナリオ・クエストで起こるイベントや登場人物のセリフなど、ほとんどを記録しています。未プレイの方は閲覧をご遠慮いただきたく思います。まずはご自身でプレイをお楽しみいただくことを強くお勧めいたします。
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暗闇の潜入
謎に包まれたイズモ自治会の謎をさらに探る
前:潜入捜査!
後:巫女といにしえの大蛇

やぁ、**。いいところに来たね。話があるんだ。
ローランドが声を潜める

ほら、**が、この間言っていた自治会の建物に潜入する話についてさ。
大きな進展があったんだよ。今、大丈夫かい?
→話を聞く |

よかった。**は、オレが現地の協力者に手伝ってもらったのは覚えてるかい?
→覚えてない →覚えてる |

あまり詳しくは言えないが、初瀬の他にもイズモには、何人かの情報提供者がいるんだ。
内から街を調べるには、現地の人間が一番なのさ。オレの以前の調査でも…。
何かを思い出したように、ローランドの言葉が途切れる

…そうだ。オレの調査の話をしてなかったね。千間洞窟には行ってみたかい?
→行った |
![]() ローランド
お、さすがだね。じゃあ、街の中にある結界の先へ行ったということだね。 |
→行ってない |
![]() ローランド
そうか。この街の中には、結界に守られた所があるんだ。その奥が千間洞窟だよ。 |

**がアーデンから聞いた「暁の兵団員失踪」の話があっただろう?
腕の立つ冒険者の失踪なんて、そう頻発するもんじゃない。だから、上級魔族の仕業を考えたのさ。
それでイズモでも、魔族に関する情報を集めてみたら、千間洞窟が浮かび上がってきた。
千間洞窟は、「音羽日女」(オトワヒメ)という古代の巫女やら…。
怖ろしい太古の魔獣に深い関わりのある場所でね。
調査を進めたら、奥の方に、「魔族」が魔法を使ったと思われる跡があった。
それで地元の人間に聞き込んでみたら、洞窟の奥には、「いわく」があることが分かったんだ。
奥には、太古の魔獣…あのイズモノオロチより、さらに強大な化け物が眠っている…とね。
ローランドは溜め息をつく

それ以上の成果はなかった。実際、ヤツらが何をしていたのか、何を探していたのかは分からない。
ただ強い力を持った魔族がうろついてる…それは確かだ。
いつ、どこでヤツらが狙っているとも限らない。十分に気をつけてくれよ。
…初瀬の様子がおかしいのが、洞窟のことと関係ないといいんだが…。
ローランドは、重い空気をかき消すように、明るく笑った

いやいや、そんなことより、潜入の話だな。
地元の人間の協力を得て、ここ数日、自治会に人が出入りする時間を調べてたんだ。
そして、**が前回、自治会で手に入れた見取り図と人の動きを照らし合わせた。
そしたら見つかったんだ。建物内に潜入できそうなルートと時間がね。…夜中の潜入になる。
中へは、前回、怪しい壁も発見した**に行ってもらいたい。
オレは、建物の外で人が出入りしないように見張るから、安心してくれ。
ああ、そうだ。部屋を出入りする時は、極力、潜入した痕跡を残さないように頼む。
警戒が強まると困るからね。部屋は元通りにして出て欲しいんだ。成果次第で調査費も増えるかもね。
それじゃあ、準備がよければ潜入路まで送るよ。さっそく潜入するかい?
→自治会へ潜入する |

分かった。今回は、かなり強硬手段だから、危険だ。気をつけてくれ。
(自治会部屋)
部屋の中が暗い。明かりをつけよう…。
どこを調べようか?
→机 |
手探りで机の上を探してみる。…何かがある
火打石のようだ…これで行灯の明かりがつけられる
→行灯 |
行灯に明かりがついた
部屋全体が見えるようになった!部屋の中を調べてみよう
(火打石を机に戻す)
→壁 |
なにやら声が聞こえる
穴の向こうに、明かりに照らされた、部屋のようなものが見える
なにやら嫌な予感がする…。どうしようか?
→穴を覗く |
目を凝らしてみた…そこには自治会の副会長、源十郎が立っている
…。あの「かむろ」はどうなった。
源十郎の声が、重く響く。すると闇の中から声が答えた
徐々に、我々の力が効いているようでございます。
乾いた小さな笑い声が聞こえる
あの「かむろ」こそ、我々が今必要な人柱だ。慎重にいけ。
あの女を用い、イズモの地下に眠る力を我々のものとすれば…。
イズモ、いや…世界だ。我々の時代が再び舞い戻ろうぞ。フフフ。
近づいてきているのか…闇から答える声が、少しずつ大きくなる
儀式の準備は、間もなく整いましょう…。
声の主が、源十郎の近く、明かりのそばに立ち、跪いた
なんと…それは人ではなく、羽を生やした…魔族だ…!
さすれば「初瀬」という女が、この地に眠る力を呼び覚まし、レフェル様は新たな「鍵」を手に入れましょう。
!!! |
…!誰だ!?
どこかで大きな音がした!
気づかれてしまったようだ…。捕まる前に、早く部屋を出よう!
→戸口 |
開かない…!
罠が発動し、扉が閉められてしまったようだ。どうしようか?
→戸口を調べる |
戸口に隙間がある。どうやら、向こう側から、かんぬきが下りているようだ
開けようとするが、かんぬきが引っ掛かり、扉が開かない…
戸口に隙間がある…。ここに入るような何かがあれば、かんぬきを動かせるかもしれない
部屋に何かあるかもしれない。使えそうなものを探してみよう…
→床 |
「扇子」を手に入れた!
→戸口 |
扇子を広げて、差し込んでみた
かんぬきが戻る音がした!
(扇子を戻す)
部屋の明かりを消して、外に出た

あぁ、よかった!何かあったんじゃないかと心配してたんだ。どうだった?
部屋に閉じ込められたが、痕跡を残すことなく、出てきたことを話した

おお!すごいね。痕跡を全く残さないなんて、やるじゃないか!
ローランドは、小さく笑顔を見せた後、真面目な顔をしてみせた

…ところで、自治会の部屋で何を見たのか詳しく教えてくれないか。
部屋で見たものを話した。壁の向こうにいた魔族と自治会副会長…
そして、副会長は「レフェル」と呼ばれていた上に、彼らの狙いは「初瀬」だということ

…なんだって?ちょっと待ってくれ…混乱してきた。
「レフェル」という名前は聞いたことがあるぞ…。確か、暁の報告書で…。
ローランドの目が、しっかりと、こちらを捉える

…そうだ。君の名前を最初に見たのが、あの報告書だった…。
**、君は覚えてるかい?
→覚えてる →覚えてない |

アリシアという冒険者を異界に送ったと言った魔族…。君に倒されたとばかり思っていた…。
それが、どうにか生き延び、イズモの地で力を蓄えていた…?
しかも自治会の誰になりすましていたって?
→副会長の源十郎 |

副会長…なんていうことだ。自治会長が倒れてる今、イズモの最高権力者じゃないか…。
まさか、自治会での話し合いが割れているというのも…何か企んでいるということか?
オレが千間洞窟で見た「魔族の魔法」…。
儀式の準備が整い、力を呼び覚まさせる…。
ローランドは黙り込んでしまった…

自治会に紛れ込んでいた魔族といい、儀式といい…。思った以上に、事態は深刻みたいだ。
ローランドは溜め息を吐きながら、ゆっくりと首を振った

…初瀬には、気をつけろとだけ言っておく。不安にさせるのは、かわいそうだ。
…ああ。忘れる前に、これは今回の調査費だ。受け取ってくれ。
痕跡が残っていないのが、ありがたい。潜入捜査に向いてるよ。調査費をだいぶ上乗せしとくよ。
今から、オレは初瀬の様子に注意しつつ、暁の兵団への書状を書くよ。
連中に怪しまれないように持って行ってもらうかもしれない。その時は、よろしく頼む。
(300000BasePt/JobPt)
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