*また、前述の通り、当記事はシナリオ・クエストで起こるイベントや登場人物のセリフなど、ほとんどを記録しています。未プレイの方は閲覧をご遠慮いただきたく思います。まずはご自身でプレイをお楽しみいただくことを強くお勧めいたします。
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魔剣の意図は
剣を持ってフォーゲルブルグで聞き込みをしよう

フォーゲルブルグから戻ってきたって傭兵のところに、ツバイハンダーを持っていったんだが…。
『何たる機能美!これぞ傭兵の剣だ!!』って大喜びで魔剣と交換してくれたぜ。
で…だ。これがそのブツなんだが。
アーデンは腰にぶら下げていた大剣をスラリと引き抜いて見せた
魔剣士シオンが湖畔で傭兵アンスヘルムに渡していた剣とは異なる片刃剣だが、随所に共通の意匠が見て取れる
シオンが渡したものに間違いなさそうだ。その旨をアーデンに伝えた

そうか。見当違いのモノでなくてよかったぜ。
→アーデンの意見を聞く |

…傭兵は正規軍とは違う。傭兵一人ひとりが自分の得手不得手や戦い方に合わせて武器を選ぶ。
その傭兵達の過半数がこの剣を選んだ。
それはつまり、使い手に選択の余地がないほど、この剣が優れてるってことだ。
だがな…こうして手にとってみると、この剣はせいぜい良く切れる剣止まりなんだ。
→傭兵の話していたことを聞く |

ああ。魔族からこの剣を受け取った時の話も聞いた。
それからしばらくはえらく気に入って使っていたそうだが…。
今では自分でも何でそんなに愛用していたのかわからないそうだ。
一度壊れちまって熱が冷めちまったのかも、ってのが当人の弁だが…どうだかな。
壊れた魔剣を直してくれる女、つまりアリシアの話も聞けたぜ。
だが内容的には得られる物はなかった。あんたの話の裏は取れたが、元々そこは疑ってもいないしな。
正直、全く意図が読めん。そこそこ使える剣を配り、壊れたら修理もする。
至れり尽くせりだが、魔族がそんなことをする意味が一体どこにある?
この剣を作った理由、広めた理由がわかれば、アリシアに繋がる気がしてるんだが…。
今のところさっぱり見当がつかん。
…なあ、あんた、もう一度フォーゲルブルグまで行ってくれないか?
→引き受ける |

何度もすまないな。
魔族が、アリシアが、一体何故こんなことをしてるのか、どうにか突き止めて欲しいんだ。
この剣を持って行ってくれ。何か有益な情報に繋がるはずだ。
アーデンから、魔剣を受け取った

フォーゲルブルグの商業権を手に入れたんだろ?
そいつを持つあんたなら、取り引きしてでも街の人間から情報を引き出せるはずだしな。
未だにアリシアが何を考えているのか皆目見当もつかないが…。
もし、もしもだ。アリシアが悪の道に踏み出しちまったなら、アイツをあんたの力で止めてほしい。
それから、アリシアに伝えて欲しい。俺はお前を信じてるぜ、ってな。
(フォーゲルブルグ)
ベルタは、歌を歌いながら、剣を鍛えているようだ

『竜は人とは 違うから
空も飛べるし 鱗も硬い
それでも竜を 愛したら
生まれ変わる他 ありゃしない』
って、あ!**!ゴメン気づかなかったよ。
こっちに戻ってきてたんだね!今日は何の御用なの?
→剣を見せる |

ああ、これが魔族が配ってたっていう剣なんだ。わざわざ持って来てくれたんだね、ありがと!
ベルタは魔剣を受け取ると、色々な角度から眺めたり、重さや強度を測ったりし始めた

うーん…。これ、そんなにいい剣かな?
確かによくできてるとは思うけど、たとえばドラゴンの皮膚には、この剣じゃ歯が立たないんじゃないかなあ。
試し斬りなら鎧も切れるかもしれないけど…。
戦いでは色んな方向から色んな力がかかるから、そういうことにも耐えられるように作らなきゃ。
折れず、曲がらず、良く切れる。っていうのが少なくとも剣には必要なんだけど…。
これじゃ強度に難があるよ。
あ、でも強度不足はスフィアがカバーしてるのかー…。なるほどねー…。
ゴメン、撤回。スフィアの力で無理矢理 強度を上げてるみたいだから、一応、実践にも耐えるとは思う。
でもスフィアがないとすぐ壊れちゃうよね、この武器。
あたしは魔力は補助的に使うべきだと思うから、こういう設計は好きじゃないけど…。
んー、まあ、悪い剣じゃない、かなあ?
みんながこういう剣が好きなら、あたしも作るもの、考えなきゃなあ…。
→アリシアについて聞く |

カーリンと同じくらいに長さの黒髪の女の人?うーん、フォーゲルブルグでは見かけないなあ。
憧れるよね、カーリンのしっとりした長い黒髪!
→ドラゴンについて聞く |

そっか。きみはハイネスドラゴンに話を聞くために、フォーゲルブルグに来たんだっけ。
ハイネスドラゴンの知識にかかれば、その剣のことも、アリシアって子のことも、簡単に解決するかもしれないしね。
ドラゴンのことについて知りたいなら、やっぱりカーリンに聞くのが一番だと思う。
なにせドラゴンと100年戦い続けたデュナン傭兵隊の、隊長さんなんだから!

…貴殿は戻ってくると思っていたよ。
→剣を見せる |

なるほど、ひと目、優れた剣に見えるな。
カーリンは魔剣を受け取ると、軽々と片手で振り下ろして見せた
剣より生まれ出た風切り音と突風が、カーリンの圧倒的な技量を物語る

やはり悪くない。…奴等は壊れたこの武器を修理して回っているのだよな?
使えない武器を渡したことは奴等の意図した形ではなかった、と考えるのが妥当か…。
我々に加担することが、魔族にとって何のメリットになる…?
魔族が他でなく、このフォーゲルブルグを選んだということには、相応の理由があるはずだ。
ドラゴン潰しが目的か…?いや、違うな。流石に遠まわしすぎる…。
…ああ、すまない。少しばかり考え込んでしまったな。
その魔剣については、私にわかることは、悪くない、なかなかに使える剣だ、というくらいだ。
あとはそうだな…その程度の剣にしては不相応な、強い魔力を感じるくらいか。
…その剣、市長にも見せてみたらどうだ?
何らかの魔力が封じられているならば、市長なら解析できるはずだ。
…何だその顔は。相容れないところはあるが、こういったことに関する市長の目は確かだぞ?
それに市長は、我々ですら踏み込んだことのないハイネスドラゴンの棲家に、唯一足を踏み入れた男だからな。
一目置かぬわけにも行くまい?
→アリシアについて聞く |

彼女についてはこちらで調べておいた。貴殿がいつ戻ってきてもいいようにな。
…まあ、実際に動いたのは我が隊随一の人探しの専門家、パンクラッツなんだが。
残念ながら、そのパンクラッツを持ってしても有力な情報は集められなかった。
魔剣の修理に現れたという湖畔にも、ばったり姿を現さなくなったようだ。
ハハ…そんな顔をするな。情報はゼロではないぞ。
アリシアという女についての情報は得られなかったが、シオン…といったか、魔剣を配っていた銀髪の男の情報がある。
かの魔族を、龍の墓場へ向かう峠道で見たという話だ。
あの男に武器をもらった傭兵の一人が目撃者だというから、見間違いということはなかろう。
武器の礼を言おうと声をかけたが、相手にもされなかったそうでな。奴は、そのまま龍の墓場へ向かったとのことだ。
貴殿にとってはあまり考えたくはないところかもしれんが…。
話の流れから推察するに、貴殿の探し人はこの男と行動を共にしている可能性が高い。
そのシオンを龍の墓場で見かけた以上、彼女もその場所にいるのではないか?
少なくとも龍の墓場に、手がかりくらいは残っているのではないかと思う。
→ドラゴンについて聞く |

貴殿は今も、ドラゴンと対面することを望んでいるのか?
魔剣の件に貴殿の探すアリシアとやらが関わっている以上、貴殿の私の契約はもはや成立しないに等しいが…。
この問題が解決した時に、ハイネスドラゴンの知恵がまだ貴殿に必要であれば、その時は力になろう。

ああ、戻ってこられましたか。
銀髪の男は結局、湖畔には姿を見せなくなったようです。
これがあなたの調査の結果であれば あなたは僕との契約を達成した、ということになりますが…。
そういうわけではありませんよね?事情は色々と変わったようで。
→剣を見せる |

これは…あの鬢髪の剣士が配っていた武器ですね。少し見せていただけますか?
ウィレム市長は魔剣を手に取り、刃に手のひらをかざすと、口の中で短い呪文を唱えた
淡い光が魔剣を包み込む。瞳を閉じた市長がかざした手のひらは、剣先から柄へゆっくり移動していく

…特殊な魔力を感じます。これは…『魅了』の魔法ですね。
『魅了』のかけられたアイテムは、伝承の中にも数多く登場しています。
怪しい光を放つ宝石を、人々が死に物狂いで奪い合うような話や、全てを捨て人形だけを愛した貴族の話。
そんな昔話、聞いたことはありませんか?
とはいえ、この武器にかかった『魅了』は、極めて弱いものですから…。
使っていても、魅入られてしまうようなことはないでしょう。
わかりやすく言うなら、そうですね、『恋』ではなく『好意』。その程度の感情を生むに過ぎないんです。
武器屋にでも置かれていれば誰もが一度は手に取るでしょうが、一体何の意図があるのか…。
魔剣の柄に嵌められたスフィアの前で、市長の手の動きがピタリと止まる

…なるほど、わかりました。このスフィアが原因です。
スフィアの力で剣自体の強度は高められているのですが…。
スフィアに阻害されてしまい、『魅了』の効果はむしろ弱体化してしまっているんです。
壊れた武器を修理する際に、やむを得ず取った措置、と言うことでしょうか。
→アリシアについて聞く |

剣を修理している女性について、ですか。私は会ったことはありませんが、そうですね…。
武器の強化はスフィアの力だとしても、壊れてしまった剣を修理したというのはその女性の使った魔法の力でしょう。
それだけでも相当な魔法の使い手であることは確かですね。
そのうえ召喚魔法や転移魔法も使うとなると、それはもう人間の限界をはるかに超えています。
あくまで推論ですが…あなたをたぶらかすために、魔族が姿を変えているのではないでしょうか?
…あなたと彼女しか知らない話をしたと?
使えるものは多くないですが、記憶を覗く魔法だって存在します。
本人だと信じるのは早計かもしれませんよ。
→龍の墓場の事を聞く |

龍の墓場に行くつもりですか?およしなさい。あの場所は竜たちにとって大切な場所。
人間が立ち入れば、それだけで恨みを買うでしょう。
あの銀髪の魔族が龍の墓場に?探している女性の手がかりになるかもしれない、ですか。
なるほど…。それは確かに、微妙な状態ですね…。
ですが、この街を守る義務のある僕としては、龍の墓場に向かうことを許可するわけにはいきません。
『盟約』があるとはいえ、ドラゴンと人間の関係は今、極めて不安定です。
もし貴方の行動で、この街の全ての人間の命が奪われるとしても、あなたはその場所に赴きますか?
→いいえ はい そんな大げさな |

…ありえないことではないのです。
ドラゴンの心の逆鱗がどこにあるか。それは我々人間になど、到底わかることではないのですから。
…。
…はぁ。止めたところで、僕の言うことを聞く気なんてない、そんな目をしていますね。
どうしても行かれるようでしたら、以前にも言いましたが、エルフや魔族にでも変装して行ってください。
『人間とドラゴンの盟約を邪魔しない』。それが僕との契約の条件でしたよね?
竜と魔族の間で何があったとしてもいさかいに人間が巻き込まれないように、関わりにならないようにお願いします。
だいたい話を聞いて回ったが、もう少し情報が欲しい
そういえば、ゲルハルトにはまだ話を聞いていない
ゲルハルトに話を聞いてみるべきだろう

おお。どうした?エリシア王国に戻ったと聞いてたんだが。
→剣を見せる |

おっ!アンタももらったのか!
俺も、竜を狩る助けになるならと思ってな、銀髪の男のところに武器をもらいにいったわけだ。
誰かさんのおかげで、商売のほうは完全に頓挫しちまったからな。
まあ気にするな。元々この俺が商売に手を出そうとすること自体が間違ってたんだよ。
商業権の権利書をお前さんに奪われてなきゃあ、武器を売って大もうけ…。
ってのが俺の計画だったんだが、こんないい剣がタダで出回ってるんじゃ商売あがったりだったぜ。危ねえ危ねえ。
ある意味、アンタに助けられたのかも知れねえな…でよ、銀髪の男のところへ行った時にだ。
部下にも渡したいから大量にもらえねえか、って話を男にしてみたんだ。
なかなか信用してもらえなかったが、竜皮の誓約書が役に立ってな。
おかげでほら、このとおりだ。
ゲルハルトは背後にある樽を指差した。そこには剣や槍、戦斧など、大量の武器が差し込まれている

銀髪の男…シオンとか言ったか。奴は手持ちの武器全部を俺に託して去っていったよ。
元々、最低でも奴のいる所まで辿り付けるくらいの腕を持つ人間に渡したかったんだそうだが…。
邪魔も多いらしくてな。俺の部下なら腕も立つだろうから同じことだろう、って話だ。
何事にもめぐり合わせってのがあるが、俺は剣についてはとことん縁がなくてな。
ここにきてようやくドラゴンと正面からやり合えるだけのモノを、しかも大量に手に入れたんだ。
こりゃあツキが回ってきたのかも知れねえ。
ハイネスドラゴンを打ち倒せればよ、俺達密猟団こそがデュナン傭兵隊の後継者って話になるんじゃねえか?
今の傭兵隊も隊に引き込んで、カーリンを副隊長に迎えてよ。真・デュナン傭兵隊、ってわけだ。
うはっ…いいじゃねえか!いくらでも夢が広がるな!!
妄想に歯止めが利かなくなったのか、ゲルハルトは楽しそうにひとりごちた

…ああ、銀髪の男が魔族で、この武器が壊れやすい、ってのは俺も聞いてる。
強化してくれる女がいるんだろ?次はそいつを探さなきゃならんな。
シオンって奴は、次の仕事に移る、とか言ってたぜ。
→アリシアについて聞く |

ははっ。武器を強化してくれる女だろ?
そいつは今俺が一番知りたい情報だ。このままじゃこの剣はすぐ壊れちまうからな。
→ドラゴンについて聞く |

なに…銀髪の男が龍の墓場に?おいおい、なんだってあんな場所に…。
龍の墓場は読んで字のごとく、最期を悟った老ドラゴンがたどり着く場所だ。
俺たち密猟団にとっちゃあ盟約なんてあってないようなもんだが…。
俺達密猟団もあそこでだけは狩はしない。俺が禁じてる。
あの場所だけは特別なんだ。少なくとも、俺にとってはな。
…昔、あの場所で、壊死の呪いに犯された竜を狩ったことがあってな…。
その時にその竜がよ、龍の墓場は神聖な場所だから、ここでだけは狩りをするなと言うんだ。
もし言うことを聞くなら全力で戦い、竜殺しの称号をくれてやる。とさ。
奴は残された全ての力で戦って、俺達をドラゴンスレイヤーにしてくれたんだ。
ま、んなことがなかったとしてもドラゴンを倒せないわけじゃないんだが。
あのドラゴンが俺が倒した中で最高齢の、最強の竜であるのは今でもかわらねえ。
密猟団を仕切るのにも、ドラゴン殺しの肩書きは絶大だし…。
俺が『竜皮の誓約書』や竜の装備を持っているのも…。
商業権の権利書を手にできる程の金を持ってるのも…そういうわけだ。
まあ、なんだ…結構な借りもできちまったし、遺言くらい聞いてやってもバチは当たるまい?
なんでまあ、あそこで狩りをするヤツは俺が許さねえ、ってことだ。
例えそれが、良い剣をくれた恩人であっても、な。
ま、龍の墓場でヤツを見かけた、ってだけの話だろ?竜を狩りに行った、って決まったわけでもねえ。
シオンの奴がそんなとこで一体何をしてたってのか、様子を見に行ってくれねえか?
俺はその間に、お前も探してるスフィアの女を捜してみるぜ。地の利がある分、そっちが俺の仕事だろ。
っといけねえ。龍の墓場に行くなら、そのままのナリじゃマズいな。
変装?ああ、ウィレム市長様がそう言ったか。なるほど、市長の言いそうなこったな。
ま、似たようなもんだ。竜は鼻が利くんでな。あの場所に人間の匂いを残すのは色々とマズい。
匂いを隠すのに俺たちは「竜の革」を使うんだが、あいにく今持ち合わせがなくてな。
「竜の革」を10枚、集めてきてくれ。
それだけあれば人間の匂いも、食われたエサ程度にしか残らんさ。
(素材収集)

よし、それだけありゃ充分だ。こっちに寄こしな。密猟団特製の匂い粉を作ってやるぜ。
こいつを身体に擦り込めば、どんな鼻の利くドラゴンだって、人間が来たなんて思わんだろうさ。
ま、強烈に臭いのが欠点だが、慣れればなんてことねえよ…。
よし、完成だ。
独特の、鼻をつく異臭が周囲に立ち込めた

獣の臭いとはまた違った強烈さだろ?
一度作ったら使い切らねえと、ずっと臭いままになっちまうんだ。
体中に粉をこすり付けられる。確かにこれなら、人間の臭いはしないだろうが

よーし準備OKだ。さあ、龍の墓場に向かってくれ。おっと、街へは戻らない方がいい。
そんな臭ぇ身体で街に入ってみろ。俺みてえに出禁になっちまうぜ?ハハハハ!
それじゃあ、俺はスフィアの女を探しに行く。お前も、準備はいいか?
→はい |

よし。んじゃま、龍の墓場のあたりまで案内してやるぜ。
(1250000BasePt/JobPt)