Ellicia 巫女といにしえの大蛇

*こちらはスマホゲーム「エリシアオンライン」のシナリオ文字起こし記事です。エリシアファンとして、通ってきた物語をいつでも見返せるよう残しているものであり、権利の侵害や中傷など、ゲームに対する悪意は微塵もございません。ただのファンブログとして見ていただければと思います。
*また、前述の通り、当記事はシナリオ・クエストで起こるイベントや登場人物のセリフなど、ほとんどを記録しています。未プレイの方は閲覧をご遠慮いただきたく思います。まずはご自身でプレイをお楽しみいただくことを強くお勧めいたします。

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巫女といにしえの大蛇

自治会の謎をさらに追跡する

前:暗闇の潜入
後:巫女と鳴弦

 

ローランド
ローランド

**!ああ、よかった。君に頼みたいことがあるんだ。

→詳しく聞く
ローランド
ローランド

**が、自治会に潜入して見たあの魔族の件だよ。覚えてるだろ?

→覚えてる
→覚えてない
ローランド
ローランド

危険を承知で、潜入してもらった自治会の部屋で、確か、密会を見たんだろう?
そこにいたのは、自治会の「副会長の源十郎」と魔族。
あの副会長が、まさか「レフェル」という上級魔族が成りすましていた姿だったなんて…。
「レフェル」は君との戦いの末、イズモに逃げ延び、力を蓄えていた。そして、今のヤツらの狙いは初瀬だ…。
初瀬をどう利用するつもりかは知らないが、何らかの儀式を始めるのは確かだ。
あの魔王を復活させようとしている魔族のことだ。…怖ろしいことになるに違いない。
事態は深刻だ。…魔族と対決になる可能性もある。
連中はまだ動き出していない。今のうちに、オレが書いた暁の兵団宛ての書状を持って行って欲しい。

ローランドは、手に握っていた書状を有無を言わせずに渡してきた…

ローランド
ローランド

オレは、初瀬を注視しなくてはならない。
頼む。この書状をアーデンに持って行ってくれ。

 

(エリシア王宮前広場)

アーデン
アーデン

よぉ!**。久しぶりだな。イズモの調査は進んでいるか?
こっちでは、ヤバいものが王宮に運ばれてな…。

→ヤバいものって?
アーデン
アーデン

ああ、実はな…。暁の兵団員が何人か行方をくらましたのは覚えてるな?
暁の兵団では、魔族や、あのマギって女が絡んでいると見て、ヤツらを追っていた。
そんな時に、とある冒険者が、魔力の宿る「大釜」を見つけたという話が入ってな。
場所は、古代王の墳墓らしいんだ。この墳墓については知ってるか?

→知ってる
→知らない
アーデン
アーデン

あの歴代の古代王の墓と呼ばれる場所だ。
命が吹き込まれたように、石像が動きまわる「呪われた墓」だ。
なんでも、発見された「大釜」と、この「動く石像」は関係があるらしい。
王宮に運ばれ、今調査をしているところだ。
研究者によると、死者を呼び出す力があるとか言うが…。
まぁ、まだ研究中だ。ところで、**は、何しに首都へ?

ローランドから預かった書状をアーデンに渡した

アーデン
アーデン

これは、ローランドの字だな。

アーデンは書状を開いて、文字を目で追っていった
アーデンの眉が少しずつ寄っていく。喉が、かすかに上下するのが見えた

アーデン
アーデン

…なんてこった。あのレフェルが、イズモに身を潜めていた?
まさか、こんなとこでアリシアの手掛かりが手に入るとは…。アリシアは覚えてるだろう?

→覚えてる
→覚えてない
アーデン
アーデン

アリシアは、魔族に異界へと飛ばされた…。しかも、飛ばしたと言ったのは魔族レフェルだ…。
報告どおり、レフェルが、現地の協力者「初瀬」を利用しようってんならヤバいな…。
暁の兵団員が行方をくらましているのも、あながち無関係じゃないかもしれない。

アーデンは書状を懐におさめながら、こちらを見た

アーデン
アーデン

今すぐ兵団員を集合させる。魔族の企みを阻止する必要があるぜ。
ありがとうよ。**。暁の兵団はイズモへ向かう。ローランドに、そう伝えてくれ。
それまで**は、ローランドと一緒に「初瀬」という女性を守って欲しい。 

 

(黒鷲城下街)

ローランド
ローランド

…やぁ。…くっ。

ローランドは、左手を腹部にあてている…

→どうしたのか聞く
ローランド
ローランド

…魔族が初瀬をさらったんだ。すぐに追いかけたが、このザマさ…。

ローランドが左手で抑えているあたりから、血が滴り落ちている

ローランド
ローランド

あんなに注意を払っていたのに…っ!

傷が痛むらしい…ローランドの顔には汗がにじんでいる

ローランド
ローランド

とにかく、**が帰ってきてくれてよかった…。アーデンには、無事会えたかい?

アーデンが暁の兵団員を集めて、イズモに向かっていることを話した

ローランド
ローランド

…よかった。暁の兵団員が集まれば、なんとか…。
しかし、時間がない。もしかしたら、今頃初瀬は…。
オレがついていながら…。
…**。頼みがある。
オレは動けない。だが、ヤツらが初瀬を連れ去った場所の目星はついている。
兵団が到着するのは、いつになるか分からない。
だから、できるだけ儀式とやらを遅らせ、できれば初瀬を救い出したい。

ローランドは息苦しそうに続ける

ローランド
ローランド

**が魔族と接触した場所、覚えているかい?

→自治会

たしか、自治会の壁から魔族とレフェル扮する副会長が話しているのを聞いた

ローランド
ローランド

危険は承知だ…。だが、事態は一刻を争う。自治会へ今一度侵入して欲しい。

→侵入しよう
ローランド
ローランド

ありがとう。前回と同じ潜入路で行くといい。**…初瀬を頼んだよ。

 

(自治会部屋)

→壁

壁の向こうから声が聞こえる…!この声は魔族レフェルだ!

レフェル
レフェル

千間洞窟の奥に眠りし、古代の力を手にすれば…。
魔王様の時代…いや、魔族が…世界を統べる時代が再び来る。ククク。

レフェルは、光の方に近づく…そこにいるのは、初瀬だ!

レフェル
レフェル

物を読み取る力…お前の力があれば、古代の巫女は我らの言いなりよ。
フフフ。儀式の準備が整えば、お前も魔族の役に立てる。
人間の分際で光栄なことだと思うがよい。

魔族の姿を露わにしているレフェルは初瀬に向かって話し続けている
初瀬は魂が抜かれたように、宙を黙って見つめたままだ…
壁を破壊し、初瀬を助けようか?

→壁を破壊する!

壁の隙間を破壊し、中へ入った…!

(隠し部屋)

レフェル
レフェル

貴様…!貴様は覚えているぞ!フフフ。商人の振りをしていたということか。
だが、巨大な力とともに「鍵」を手に入れるのは、この私だ!
貴様ごときに、儀式を止めることはできんわ!

レフェルの怒号とともに景色が歪み始める…!転送の魔法のようだ…!

(自治会部屋)
部屋へと吹き飛ばされてしまった…。なにかが、床に落ちたようだ

→床

「糸」のようなものが落ちている。手掛かりかもしれない…戸口から城下街へ戻ろう

→壁

破壊したはずの壁は元に戻っている。触れると淡く緑色に光っている…。おそらく魔族の魔法だろう…
もう入ることはできなさそうだ。

 

ローランド
ローランド

**!どうだった?初瀬は!?

ローランドの様子は、ずいぶん落ち着いたようだ…
ローランドに自治会の壁の奥で見たものを話した
魔族の狙いは、初瀬の憑依体質を利用して古代の巫女の力を借り、儀式をすること…
そして、その儀式で千間洞窟の奥、イズモ地下深くに眠る巨大な力を蘇らせようとしてること

ローランド
ローランド

初瀬に、古代の巫女を乗り移らせて…。では千間洞窟での魔族の魔法は…。
…?**、何を持っているんだい?

ローランドは、先ほど自治会部屋で見つけた「糸」のようなものを指した

ローランド
ローランド

これは…なにか嫌な感じがするね。
オレは、まだ戦えない。これは、オレの方で調べておこう。
**には、引き続き…初瀬と魔族を追ってもらいたいが…。
おそらく、もう自治会にはいないだろうね。…どこを調べるつもりだい?

→千間洞窟
ローランド
ローランド

確かに、今確実に、魔族が関わっているであろう場所は、そこだろうね。
太古の魔獣「イズモノオロチ」が眠っているとされる千間洞窟…。
オレが調査を進めた結果、その奥で「魔族」が魔法を使ったことが確認されている。
しかも、その奥にまつわる「いわく」…。
「太古の魔獣イズモノオロチよりさらに強力な化け物が眠っている…」
これこそが、魔族の言っていた巨大な力…。
まさか初瀬は、その場所に連れて行かれ…今まさに、儀式を…?

ローランドの顔から血の気が引いていくのが分かる

ローランド
ローランド

**、頼む。千間洞窟の最奥へ行ってくれないか。

→今すぐ行く
ローランド
ローランド

ありがとう。オレは、暁の兵団が到着次第、援護に向かう!

 

(千間洞窟)

洞窟の最奥へ入った。何か良くない魔法を感じる…
暗い洞窟が少しずつ光を取り戻していく…
…!なんと、大きな魔獣がいる…!魔族の言う「巨大な力」だろうか?

女性の声が頭に響いてくる…

 
???

あなたの力では倒せない。大地を這う巨大なイズモノオロチは私が封じた…。
何者かがやってきて封印を壊した。これは影…だけどあなたが敵う相手ではない。
相手の魔を避ける鳴弦も…今はここにない。
陰と陽の気…イズモノオロチは自らの性質を変え人々に混乱を落とす。
イズモノオロチは時に「木」となる。
イズモノオロチは時に「火」となる。
イズモノオロチは時に「土」となる。
イズモノオロチは時に「金」となる。
イズモノオロチは時に「水」となる。
この音羽日女(オトワヒメ)が封じの言葉を唱えよう。その間あなたは影を抑えるのだ。

音羽日女の声に呼応するように、5つの盾が現れた

 
???

これは、式神の盾…。「木虎の盾」「火鳥の盾」「土蛇の盾」「金竜の盾」「水亀の盾」
オロチが姿を変えようとも、この盾が攻撃を防いでくれよう。
…よいか。自然の気を感じるのだ。
水は火を消し、火は金を溶かし、金でできた刃物は木を切り倒し…
木は土を押しのけ、土は水の流れをせき止める…
つまり相手が火に包まれれば、「水亀の盾」を使うのだ。
音羽が九つの言葉を完成させるまで持ちこたえておくれ。
**よ…準備はよいか。

→覚えた!
 
???

三度までなら幻影の攻撃からあなたを守れる。
それ以外の力は封印の詠唱に使う…それでは盾を託す。頼んだぞ。

イズモノオロチの幻影が襲いかかってきた…!
幻影は火のように明るく熱く燃え上がった
どの盾で攻撃を防ごうか

→水亀の盾

イズモノオロチの幻影を防いだ!音羽日女の声が洞窟内に響き渡る

 
音羽日女

「臨」

幻影の動きが少し鈍った

 
音羽日女

あと8文字…持ちこたえておくれ。

(以上を繰り返し)

幻影は水のように冷たく流れ出した
→土蛇の盾
幻影は大地のように四方へ広がった
→木虎の盾
幻影は金属でできたように冷たく硬くなった
→火鳥の盾
幻影は樹木のように真っ直ぐ伸び上がった
→金竜の盾
 
音羽日女

「兵」「闘」「者」「皆」「陣」「列」「在」「前!!」

幻影の動きが止まった…!
イズモノオロチの幻影のまわりに光の柱が走り、洞窟の壁が光り輝いた…!

 
音羽日女

幻影は封じた。しかし再び現れるであろう…イズモノオロチ…いや、それ以上。
あのミタマノオロチが蘇ろうとしている…。
ミタマノオロチ…その身体はどの川より長く…その口は大地を飲み込むほどに果てしない。
鳴弦なくして…音羽日女ですら封じられるかどうか…。
だが音羽日女はここにはいない…どこぞの人間の中にいる。
**。ミタマノオロチを呼び出してはならぬ。
音羽日女を解き放て。必ずや力になろうぞ…。

 

(黒鷲城下街)

ローランド
ローランド

**!初瀬は無事だったかい?

千間洞窟の奥であったことを話した。音羽日女のこと。音羽日女は封じられていること

ローランド
ローランド

音羽日女…千間洞窟の調査で何度か聞いたよ。鳴弦というのは分からないが…。
彼女こそ、千間洞窟に深く関わるという「古代の巫女」だ。
人間の中に封じ込められているということは…
**が洞窟で出会ったのは、巫女の残留思念にすぎないだろう。
何者かが来て封印を壊した…これはおそらく…。

→魔族
ローランド
ローランド

魔法だ。初瀬を利用し、巫女の力を得ようと魔族が使った魔法。
音羽日女は言った。古代の巫女は人間の中に…。

ローランドが拳を口元にあてた

→初瀬
ローランド
ローランド

…ああ。音羽日女の口ぶりだと、まだ儀式は始まっていない。
しかし、初瀬の中に、古代の巫女が憑依させられている…。
儀式の準備は完成してしまっているようだ…。
暁の兵団もまだ到着していないのに…。
手掛かりは、「自治会部屋」で、**が手に入れた「糸」のようなものだけか。
これについては、オレの命をかけても調査を進める。もう少しだけ…待ってくれ。

(650000BasePt/JobPt)

ローランドは調査費だけ渡し、黙り込んでしまった…

 

前:暗闇の潜入
後:巫女と鳴弦

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