*また、前述の通り、当記事はシナリオ・クエストで起こるイベントや登場人物のセリフなど、ほとんどを記録しています。未プレイの方は閲覧をご遠慮いただきたく思います。まずはご自身でプレイをお楽しみいただくことを強くお勧めいたします。
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蝕む呪い
要塞都市に向かう前に、呪いの品々を調査する学者を訪ねよう
前:舞い込んだ依頼(暁)
舞い込んだ依頼(魔女)
後:呪われた鎧

貴方ですか。お待ちしておりました。
旅路は何かと入用になります。先にこちらを…。
(エンリルの微笑み×3
100000イデア)

それでは、さっそく本題に移りましょう。
アーデンは暁の兵団の建て直しに奔走することでしょう。
私は、あの大釜…古代の力にまつわる情報を追うつもりです。
何かわかりましたら、貴方にお知らせします。
そう、もう一つの謎…呪いの品々についても調査中です。
これについては、旅立つ前に是非、貴方にお立ち寄りいただきたい。
王室の研究室に勤める、呪いの専門家を覚えてますかな?
→いいえ →はい |

学術的分野で呪いを研究している人物では、このオーウェンが第一人者と言えます。
彼は今も、暁の兵団の発見した呪われた品々を調査し続けておりますが…。
ここ数日、彼から何の連絡もないのです。
彼のように真面目な青年が、連絡を忘れるとも思えない。
要塞都市へ向かう前に、彼の様子を見てきて欲しいのです。
そして、何か問題があるようでしたら、助けてやってください。
オーウェンはトリア洞窟、コッツ村の外れにある洞窟です。そこにいると思います。
(トリア洞窟)
オーウェンは、苦しそうに腹部を押さえている
顔を上げたオーウェン。その顔には血の気がなく、肌は緑色がかっている…

精霊の…くっ。導きでしょうか。
オーウェンの声は掠れて、聞き取りにくい
→大丈夫? →何があった? |

私としたことが…呪いを受けるなんてヘマを…はぁはぁ。
そう苦しそうにうめくオーウェン。その背後には、ルッカ森の奥で発見した鎧が転がっている

この呪いは…あの黒い短剣と同様…強い闇の力が宿っていま、す。
このままでは、私も…あの船員のように。
ルッカ森にて白骨化していた船員フィデルの無残な姿が浮かぶ

どうか…その2つ、を私に…。
オーウェンは息絶え絶えに、岩に背を預け、地面に転がる無数の瓶を指差した
それは、オーウェンが呪いの短剣や謎の髪飾りを調べるのに使った魔法薬の瓶だ

まだ間に合う…はず。
オーウェンが力なく項垂れる。何かしなければ、手遅れになるかもしれない…
→魔法薬を飲ませる アルフレドに伝えに行く |
瓶が4本、地面に転がっている。オーウェンが手に取ろうとしていた「2つ」は、どれだろうか?
→紫色の魔法薬 |
紫色の魔法薬の入った瓶を手に取り、オーウェンに飲ませる
少し強めの芳香の魔法薬が、オーウェンの喉を上下させる
呼吸が安定してきた気がする。効果があったようだ。あと一歩のような感じがする
他の薬も飲ませてみよう…
→透明な魔法薬 |
透明な魔法薬の入った瓶を手に取り、オーウェンに飲ませる
果実のような香りの魔法薬が、オーウェンの口の中へ流れていく
その顔は、どこか安らかだ。呼吸も安定したままで、血の気が戻ってきているようだ

私は…。
オーウェンが気を取り戻した!

ああ…ありがとうございます。助かりました。
まだ本調子ではないようで、オーウェンはまだ少し辛そうだ

くっ…。魔法薬の効き目が…この呪いは強すぎるようです。
トリア聖域を覚えていますか?呪いの木片を探しに行ってもらったりしましたね。
聖域を潜った、さらに奥深くはかつての小国の祭祀場であるとか。
その小国の司祭は、精霊に強く愛され、闇を跳ね除ける力を持っていたと…。
もしかしたら、奥に司祭の遺物がなにか残されているかもしれない…。
司祭が封印したと言われる…化け物とともに…。
お願いします。トリア聖域の深くに潜り、「バロルの光球」を…。
オーウェンは話すことも辛そうに、顔をしかめ、黙り込んだ
(トリア聖域B3F)

オルギアの子か。我の影以外を眼にするのは、いつぶりであろう…。
我が名はラーハム。かつて、小国「ディアン・ケト」では神と崇められていた魔獣である。
司祭バロルとの契り故、我は永きに渡り、捕らわれていた。
儀式により我の力は満ちた。だが神として崇められる日々、それは退屈と怠惰を生み出す戒め。
我は飽いたのだ。かような日々に…。
我は待ち続けた。常闇より解き放たれし刹那を…!!
そして、時は来た。
年に数度、王が祭祀に訪れる日。我は王に語りかけた。
『我を封じる魔鏡を破壊すれば、お前に世界を統べる力を与えん!!』
力なき王は、逡巡の後、剣を引き抜き、傍らにいた神官の持つ魔鏡に剣を振り下ろした…!
零れる魔鏡の破片は朝露のように輝き、ただただ美しき光が聖域には溢れていた!
その光は、我を深淵から照らし出し、我を常闇から解き放った証!!
歓喜の我は、貪食の宴を開いた。動くもの、動くもの全てを飲み込んだ!
…そして、動くものは我一人となった。
幾世紀もの時が、それが過ちであったと我に気づかせた…。
亡き司祭バロルは、魔鏡が破壊されし折を憂い、細工を施していた。
魔鏡が砕けるやいなや、この聖域全体に魔力が満ち溢れ、美しき破片は幾つもの階層を創り上げた。
魔鏡の力に阻まれ、我は上の階層へ行くことすらも叶わぬ。
そう…この聖域は、我を封印せし大きな檻というわけだ。
奇しくも我は、再び退屈と怠惰の日々へと戻った。
だが、これは奇跡であろうか。我の目は、今たしかにオルギアの子を映しているではないか!
オルギアの子よ…。お前の名を聞こうか。
(名乗る) |

**…か。忘れはせぬぞ。
**よ。我と手合わせをせぬか。
退屈と怠惰は我にとっては闇、苦痛に他ならぬのだ。
→ラーハムに挑戦する |
(最深部にてラーハムを倒し、アイテム獲得)

我が手合わせに負けるとはな…。実に面白き戦いであった。
今は、常闇とともに生きるのみ。オルギアの子…**よ。時折で構わぬ。我に付き合ってくれ。
(トリア洞窟)
光球をオーウェンに渡すと、光球が激しく光を放ち始めた
光球が粉々に砕け散る…

闇は…。取り去られたのでしょうか…なんだか身体が軽く感じます。
そう話すオーウェンの顔は、精気を取り戻している風に見える

しかし…考えただけで、ぞっとします。
あなたが来なければ、私も今頃は、森で果てたあの船員フィデルのように…。
本当にありがとうございます。
すみません。落ち着くまで、少し待ってください…。
オーウェンは目を閉じたまま、息をゆっくり吸ったり吐いたりしている
(1000000BasePt/JobPt)