*また、前述の通り、当記事はシナリオ・クエストで起こるイベントや登場人物のセリフなど、ほとんどを記録しています。未プレイの方は閲覧をご遠慮いただきたく思います。まずはご自身でプレイをお楽しみいただくことを強くお勧めいたします。
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謎の髪飾り
謎の品物の調査をする

よお、あんたか。この前、モンケ・リーロ沼地でピピンの奴がひどい目にあったよな。
下半身が石化しちまったあの現象だ。
あの件を今、暁の兵団で調査しているところなんだが、いくつか分かった事があるんだ。
ちょっと込み入った話なんだが、今、話せるか?
→話を聞く |

実は、あのピピンの下半身の石化だがな。今のところ、魔法が使われたと考えてほぼ間違いないらしい。
まあ、正体がよく分からんものを魔法と呼んでいるだけだが…。
ただ、そうは言っても、冒険者が使う精霊の力やマナの力とは全く別物だ。
詳しいことはまだ不明だが、それほど強力なものが使われなかったのが今回は不幸中の幸いだった。
ピピンが使った魔法薬ってのは、古くからあるごく普通の物だったらしい。
よく司祭や錬金術師が調合してくれるやつさ。
つまり、あれは決定的なダメージをピピンの奴に与えようとしたのではなく、警告だったんじゃねえか…。
俺はそう見ている。
今、重要なのは、この件にティモスが関わっていたという確かな証拠をつかむことだ。
ああ、そうだ。あんた、ティモスのことは覚えているよな?
→はい |

今回の件も、ピピンの尾行を嫌ったティモスの犯行だと推測するのは簡単だがな。残念ながら、状況証拠は何も出ていない。
ティモスがどこで誰と会っていたかを突き止めるはずが、結局、ピピンが足止めを食らってそっちも全く手掛かりなしだ。
なかなか巧妙に仕組まれてたってわけだな。
引き続き、ピピンがモンケ・リーロ沼地で調査を続けている。ティモスの見張りにはセシリアがついている。
あんたも、できれば調査に参加してもらいたいんだが、どうだ?協力してくれるか?
→協力する |

おお、そうか。助かるよ。とりあえず、セシリアに会って今の状況を確認してくれ。
何か新しい動きがあれば、知らせてほしい。よろしく頼む。

あ、あんたか。元気?なんか、こっちは人の出入りが激しくてさ。
ピピンの奴がモンケ・リーロ沼地で石化なんかされちゃうからだよ。暁の兵団から調査の人とか何人も来てさ。
あのピピンの石化の原因とかいろいろ調べていったみたいだけどね。
肝心のティモスとの関連については、何も証拠が出なかったみたいね。
ま、たぶんそうだと思ったよ。あたしの方でもずっとティモスを見張ってるけど、あいつ全然大した動きをしないの。
その辺をうろついて、居眠りして、なんか変なもん食べてまた寝るだけ。
もう、退屈きわまりないわけよ。あいつの行動は。
逆に、それくらい徹底して何もしてないこと自体が、あたしは怪しいと思うんだよね。
あいつ、たぶん見張られてることに気づいてると思うよ。案外、向こうがこっちを見張ってたりするかもね。
それって、そうとう気持ちの悪い話だけどさ…。
ま、とにかくさあ。あたしは、ティモスの奴がそう簡単に尻尾をつかませるとは思えないんだよね。
引き続きピピンがモンケ・リーロ沼地で、あの時のティモスの足取りを追ってるはずなんだけど…。
ちょっと連絡が途切れてんだよ。なんか見つかりそうだとか言ってたんだけど、それっきり。
たぶん、大丈夫だとは思うけどね。あいつ、戦いの方はまるでダメだからさ。
どうしたらいいだろうね?
→ピピンの様子を見る |

ああ、そうしてくれる?ありがとう、助かるよ。
ピピンの奴、今どういう状況なのか全然わかんないけど…。
とりあえず、あんたに行ってもらえるなら、安心だよ。じゃあ、頼んだよ!
あいつのこと、よろしくね。

ああ、あなたでしたか!ううー…、よかったー…!
あなたが来てくれないかなあってずっと思ってたんですよー。
実はですね…。僕はまたしてもすごい物を発見してしまったんです!
例のティモスの足取りを追っている時に見つけたんですが…。女性の髪飾りなんです。
見た目はどこにでもあるごく普通の髪飾りなんですけど…。もう、これが、すごいんです。
まったく、すごいとしか言いようがない代物なんですよ!
手に取った瞬間、得体の知れない力を帯びているのが分かるんです…。
本当ですよ!今すぐにでも、あなたに見てもらいたい!…と言いたいところなんですが…。
…でも。…あああ!何てことだ!
ピピンは、無念そうに髪をくしゃくしゃと両手でもみくしゃにした

まったく、自分が本当に情けないですよ!はぁ…。もうほんとに呆れてしまいますよね…。
ええ、そうなんです。またですよ…。僕は、またしてもやられてしまったんです!!
僕なりに髪飾りを詳しく調べようとしていた矢先だったんです。突如、でっかいモンスターが現れて…。
何かの匂いに反応したのか、奴はやたらと鼻を鳴らしていました…。
僕に気づくと、奴はいきなり襲ってきたんです!僕はもうただただ逃げるのに必死で…。
気づいた時には、髪飾りは…奴に奪われていました…。
くそう…!あの魔物の奴!
そういうわけなんです…。それで…すみません…。また、あなたの力をお借りしたいんです。
僕なんかじゃ、とてもじゃないけど、あんな奴を倒すことはできません。
あの魔物から、髪飾りを奪い返してきてもらえませんか?
よろしくお願いします!
→引き受ける |

ああ…!本当ですか!?ありがとうございます!助かります!
奴が僕を襲った時、奴は音を立てながら、やたらと鼻を動かしていました。
もしかしたら、臭いに敏感な奴なのかもしれません。
あの髪飾りが特別だということをぜひあなたにも見てもらいたいんです!
魔物から絶対に奪い返してきてください!よろしくお願いします!!
餌を与え、隙を突いて奪う →ある植物の強い臭いで注意を引いて奪う 強引に戦いを挑み、倒して奪う |
…鼻を鳴らし、必死で匂いを嗅いでいる。癖のある強い匂いがかなり気になるようだ
!! 動きが鈍くなってきた…。もうろうとしている…。
! 髪飾りが落ちた!
今だ!この隙に奪おう…!

ああ…!やりましたね!あいつから奪い返してきてくれたんですね!!
よかった…。ありがとうございます!!
ピピンに髪飾りを渡した。だがそれは、一見、普通の髪飾りに見える…

ああ、そうです!これです!いいですか…?
これを、こうして…両手で挟み込むようにして持ってみてください。
…ほら?
手の中で髪飾りが熱を持ち始めた。…どんどん熱くなっていく…

ね!?すごいでしょう…!?
これが、何らかの力を帯びているのは、間違いないと思うんです。
でも、この正体がいったい何なのかは、僕にはまだよく分かりません。
どうですか?あなた、何か見当がつきそうですか?
→分かりません 呪いでは? |
![]() ピピン
そうですよね。僕もこんなの初めてですよ…。でも、もしかしたらこれって…! |
分かりません →呪いでは? |
![]() ピピン
の、呪い!?まさか!そんなこと…。いや、分かりませんよね…。 |

やっぱり専門家に見せるべきですよね。
あなた、誰かこういったことに詳しい人を知りませんか?
面識のある人だといいんだけど…。
ああ!そう言えば、いましたね!呪いの専門家が…。えーっと、確かトリア洞窟で調査しているあの人…。
名前は…えーと…。元々は、王宮の研究室にいた人ですよね…?
→わからない |
![]() ピピン
ええ!?そんな…そ、ゴホゴホッ…!すみません。驚いて、むせちゃいまし…ゲフッゴホン |
→答える「オーウェン」 |

僕は直接会ったことはありませんが、とても優秀な方だと噂には聞いています。
王宮にいる研究員の中では最年少だったそうですね。ちょっと憧れてしまいます。
僕もオーウェンさんのように、何か専門分野を決めて、その研究に没頭できればよかったのですが…。
まだまだ、いろんなことに興味があって。たぶん、探偵だった父親の影響でしょうね、こればかりは…。
ああ!そんなことを話している場合じゃありませんでしたね!
お願いします。これを、急いでオーウェンさんに届けてください!
(トリア洞窟)

ああ、こんにちは。あなたでしたか。お久しぶりです。今日はどうされました?
うん…!?そ、それは…何をお持ちですか?ちょっと見せてもらってもいいですか?
オーウェンに髪飾りを渡すと、彼はそれを慎重に調べ始めた…

うーむ…。何だろう…これは…?
確かに強力な力を帯びているようですが…。
これは…うーむ。少し調べてみる必要がありますね。
判断するには…ちょっとした材料が必要です。協力してもらえますか?
トリア聖域に行って、バウムの落とす「呪いの木片」を1個、取って来てもらいたいんです。
「呪いの木片」を使って、まずは呪いの有無、さらには呪いの類似性を調べてみようと思うんです。
よろしくお願いします。くれぐれも、気をつけて。
(素材収集)

ああ、そうです。これです。ありがとうございます。
この「呪いの木片」を使って、呪いの有無、そして呪いの種類を調べてみようと思います。
オーウェンは「呪いの木片」を手に取ると、予め用意していた緑色の液体の入った瓶の中にそれを浸けた…
すると、泡が立ち、紫がかった灰色の煙が立ちのぼり始めた…

これは私が調合したある特殊な魔法液です。
こうして、この液体の中に「呪いの木片」を入れて、呪いを調べるための指示薬を作っているんです…。
いいですか?見ていてください。この煙に何らかの色が加われば、呪いが確認できたということです。
さらに、変化した色を元に、呪いの種類を推測していきます。
…さあ、いきますよ。
オーウェンは、髪飾りをゆっくり液体に浸していった…
新たな煙が勢いよくあがった…。だが、色に変化はなく、やはり紫がかった灰色の煙だ…

うーむ…。やはりそうか…。何も反発しあっていませんね…。色の変化はまったく見られません。
…よし。どうやらこれは、呪いではありませんね。
では、いったい何なのか…?何らかの強力な力が宿っているのは間違いありませんが…。
おそらくこれは何かの魔法だとは思うのですが…。
うーむ。これは冒険者が使う、マナや精霊の力とは関係なさそうですね。
確かアーデンも同じような事を言っていた…
あれは、ピピンの下半身が石化した魔法について語った時だ…

そうですか…。
だとしたら、この髪飾りと石化させた現象には何らかの接点があるかもしれませんね。
私も、この種のものを見るのは初めてです。
冒険者が使う種類とは全く別種のしかもかなり強力な魔法が使える者の所持品だった…。
一つの可能性として、そう考えることもできますね…。
とりあえず、この髪飾りはアーデンさんに届けた方がよさそうです。
呪いではない、ということだけは確かです。そうお伝えください。それでは。

よお、あんたか。聞いたよ。ピピンがセシリアに報告してきたそうだ。オーウェンの所に行ったんだってな。
それで、あの髪飾りについて何か分かったのか?
なるほど…。そうか…。
これは呪いではないと、彼が判断したんだな。だが、かなり強力な魔法の一種か…。
しかも、我々が知るものをは全くの別次元のもの…。
うーむ。そもそも誰がこんな魔法を使えたのかってことが、問題だよな…?
しかも、ティモスの足取りを調べていたピピンが発見した…。
となると、またあいつの周辺で話がややこしくなってくるってことか…。
ティモスとこの魔法を使った人物との接点を調べるべきだが…。
これはなかなか難航しそうだな。
アーデンは、小さく息をついた…

髪飾りか…。持ち主は女なのか…それともあえて女だと思わせたいのか…?
とにかく調べてみよう。いろいろとご苦労だったな。ありがとう。
(55000BasePt/JobPt)