Ellicia 呪われた鎧

はぁ…なんとか気分も落ち着いてきました。
なんと言うのでしょう。体中の血が流れ出て、ひどく寒くなるような…。
今でも指が少ししびれてますよ。

今回の呪いは、あなたがルッカ森の奥で発見したあの鎧によるものだと思われます。
呪いの調査を進め、研究をしていたら、まるで眠るように意識を奪われ…。
そして、あなたが見た状態になってたんです。

あ、そうです。その呪われた鎧についてですけどね、ちゃんと調査の成果もあるんですよ。
鎧を見せた方が早いですね。
ああ、大丈夫です。接触したり、長時間そばに置かなければ害はありません。

そこが、私の爪の甘いところ…で？

ヤット見ツケタ。

ソレヲ、渡シナサイ。

あっちか！お願いします！あなたにしか頼めません。
洞窟の奥へ行き、私たちの唯一とも言える手掛かりを取り返して来てください。

分かりました！相手は不気味な力を使います。くれぐれもお気をつけて！

…クラエ。

…ナカナカシブトイ。

…次ハ本気。邪魔シナイデ。

そうですか…なにも見つかりませんでしたか。
呪いの鎧を奪い、さらには魔物を呼び出す罠を仕掛ける。…ただ者ではありませんね。
普通の人間とは思えない…いったいあれは何者なのでしょう…。
ともかく、これは暁の兵団…アーデンさんに報告を。

兵団が壊滅！？

そうですか。それであなたが要塞都市へ…。これはちょうどいいかもしれない…
いえ、もう少し調査をさせてください。
鎧はもうここにはありません。これは私の落ち度です。手掛かりを探してみせます。