*また、前述の通り、当記事はシナリオ・クエストで起こるイベントや登場人物のセリフなど、ほとんどを記録しています。未プレイの方は閲覧をご遠慮いただきたく思います。まずはご自身でプレイをお楽しみいただくことを強くお勧めいたします。
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老職人の矜持
イズモ自治会に取り入るため、細工を作る

やぁ、**。さっき、初瀬が探していたよ。
実は、自治会に潜入するっていう作戦に進展があったんだ。
君が自治会に「御用聞き」の商人として潜入するというアレさ。覚えているだろう?
とりあえず、初瀬に顔を見せて来るといいよ。詳細は、悪いけど初瀬から聞いてくれ。
オレはオレで調べることがあるし、この一件は、君と初瀬に全部任せるよ。
…辛いけど、やむをえない。いや、つまり…冒険者ではない、現地民に申し訳ないということで…。
ローランドは小さく咳払いをした

…とにかく、初瀬によろしく。

あら、**さん。探したわ。会えてよかった…ローランドさんも忙しくて、困っていたの。
はにかむ初瀬。彼女に、何の用事かと聞いてみると、初瀬は微笑み、首を傾けた

実はね、お店の「つて」で、**さんから預かった「たまはがね」を自治会の人に渡せたの。
でもね…。
初瀬が言いよどむ

良いお知らせと悪いお知らせがあるんだけど、どちらから聞きたい?
→良い知らせ 悪い知らせ |

良いお知らせは、自治会の人が、**さんのことを「見込みのある商人」だと言ってた事。
お店の「つて」でね、「たまはがね」を持って自治会のところへ伺ったの。
ちょっした客間に通していただいたのだけど、そこには、一風変わった、金ぴかな置物が並んでた。
説明をするように、初瀬は、手で宙に形を描いて見せた。確かに、何の形なのか分からない

なんだか、少し綺麗なようで、怖い感じでもあったわ…。
やっぱり、一介の街娘とは住む世界が違うのね。
少しね、驚いていたら、自治会の助役の方がいらっしゃったの。「たまはがね」をお渡ししたわ。
受け取った助役の人は、喜んでくださったわ。見込みのある商人だって。
でも、その後に、まだ御用聞きとしては要らないって。これが、悪いお知らせ。
「たまはがね」では満足させられなかったみたいなの…。
あまり良いお知らせを持ってこれなくてごめんなさい…。
初瀬は視線を足元に落とした…

どうすれば良いのかしら…。
→正面突破 |
![]() 初瀬
御用聞きとして潜入するのではなかったの? |
→たまはがねを渡す |
![]() 初瀬
え…。でも、「たまはがね」は、すでに一度持って行ってるし…。 |
→金製のものを渡す |

金の…?そう、確かに自治会には金の置物がたくさんあった…。
形は、いびつだったけど、どことなく、イズモ風というか…。少し気味の悪い形だったけれど。
自治会の人は**さんを気に入ってくれているから、もしかしたら…。
でも、そんな高価なもの、どこで手に入れられるのかしら…。
この街で、金や鉄の細工なんかが得意そうな人って…。
→刀匠仁兵衛 |

あ、そうか。金といえば鉱石…。
鉱石を扱う人といえば、確かに、この街では刀匠仁兵衛さんね。
うん、イズモの伝統である精錬技術を持っている仁兵衛さんなら、できるかもしれないわ。

ようこそいらっしゃった。当方は刀匠の仁兵衛と申す。何かご入用かな?
→金の置物の話 |

金の置物…ですか。当方は細工師でもなければ、彫金師でもございません。
詳しくはございませんが、鉱石を扱う人間として、お話しいたしましょうぞ。
金の置物を手に入れたいと話した。すると、刀匠仁兵衛は、緩慢な動作で顎に手を当てた

ふむ。正直申し上げまして、金の置き物を、現在のイズモで手に入れるのは厳しゅうございましょう。
イズモの地には、かつて金鉱山がありました。しかし、今では、まったく採れません。
資源の枯渇により、数百年前に廃れてしまったのが、その金を使った彫金の技術でございます。
そう語る刀匠仁兵衛の背後には、装飾されたイズモ刀が飾られている…
こちらの視線を追って、仁兵衛の顔がゆっくりと動く

こちらですか…。当方は、刀鍛冶でございますから、この程度の細工ならできます…。
おそらく、当方が、今の街では、一番細工を得意としていることでしょうな。
…刀匠仁兵衛に頼んでみようか?
金の置物を作って 彫金師を探したい →金の細工を作って |

金の細工…。置物というほどのものでなければ、作れましょう…。
刀匠仁兵衛が何かを思案するように、こちらを見る。
しばらくの沈黙の後、仁兵衛は頷いた

あい、分かった。お力になれるのなら手伝いましょう。ただし、保証はいたしませんぞ。
これに関しまして、金銭は頂きません。技術を高める機会ともなりますからな。
あとは、材料さえ持ってきていただけたなら、金の細工に挑みましょう。
金の製造技術は、海を越えた西方の要塞都市とやらに残っていると聞いております。
そこに出でる竜から、金鉱石を手に入れ、都市にて金に、そして、金の延べ棒にされるとよい。
「金の延べ棒」を1個手に入れたらお教えください。
(素材収集)

金の細工…でしたな。どのような細工にいたしましょう?
イズモの方に送られるのなら、イズモらしい形がよろしいでしょう。
桜花、天狗、金魚に鬼…さまざま、ございましょう。
どんな形にしてみようか?
(選択) |

まさしく、金の延べ棒ですな。さっそく取り掛かりますかな…。
刀匠仁兵衛は、受け取った金の延べ棒を燃え盛る炉にいれ、溶かしていった
金塊のまわりに黄金の液体が溶け出す。適度に柔らかくなった金塊に、仁兵衛はすかさず彫りを入れていく
冷えて固まった金細工を素早く磨き上げると、仁兵衛は回し見て頷いた

慣れぬ仕事のため、多少不恰好ではございますが、なんとか形が出来上がりました。
満足そうに額の汗を拭う仁兵衛。その手には、少しいびつな金細工が握られている…

さあ、お持ちくだされ。
少しいびつな金細工を手に入れた…初瀬に持って行ってみよう!

あら、**さん。
笑顔を見せる初瀬。彼女に、刀匠仁兵衛の作った金細工を見せてみた…

まぁ…!この金細工は、私が自治会の屋敷の中で見たのと似ているわ。すごい装飾…。
口を押さえて金細工を見る初瀬。すると思い出したように、顔を上げて微笑んだ

実はね、今お店に自治会の人がいらしているの。**さんさえ良ければ、今すぐ渡してくるわ。
初瀬に金細工を持って行ってもらおうか…?
→持って行って |

わかった。少し待っていてね。
初瀬は、金細工を布に包んでから、大事そうに抱えて店の中へ入った
…
……

**さん。お待たせしてごめんなさい…。
初瀬は少し息を切らしながら、こちらに向かってくる

今、渡して来たのだけど…。
<金魚> |
![]() 初瀬
自治会の人は、この金細工にあまり喜んでいない様子だったわ。 |
<桜花> |
![]() 初瀬
自治会の人は、この金細工に驚いた様子だったけど、あまり喜んでいるように見えなかったわ。 |
<天狗> |
![]() 初瀬
自治会の人は、この金細工に驚いて、だいぶ喜ばれていた様子だったわ。 |
<鬼> |
![]() 初瀬
自治会の人は、この金細工にとっても驚いて、すごく大事そうに受け取ってくれたわ。 |
<自治体好感度1段階目> |
![]() 初瀬
前より、だいぶ気に入られてきたみたいだけど、御用聞きとしては、という空気だった。 (素材収集から繰り返し) |
<自治体好感度2段階目> |
![]() 初瀬
**さんのこと、すごく気に入っていただいてるみたい。 (素材収集から繰り返し) |
<自治体好感度3段階目> |

自治会の人はとっても喜んでいたわ!
初瀬は、珍しく興奮しているようで…声が上ずっている

明日からでも来て欲しいそうなの。…ようやく、潜入できそうだね。
初瀬が小さく息を吐いた

詳しい日取りは、追って知らせてくれるそうだから、もう少し待っていてね。
何かあれば、すぐに伝えるから。ローランドさんも最近忙しそうだけど…よろしく言っておいてね。

やぁ、**。
ローランドは、こちらに笑顔を向けるが…その顔は疲れているように見える

こちらの調査は…うん、進んでいるよ。
そっちはどうだい?初瀬のところに行っていたんだよね?
彼女は元気だったかな。あまり身体も強くないから無理してないといいんだけど…。
ローランドに、自治会の人間に気に入られ、御用聞きとして潜入できそうだ、ということを話した

そうか。良かった。自治会は、この街の中心だ。
多くの情報が得られるだろうが、それ以上に危険だろう…。
まあ、あまり不安になってもしょうがないか。
ローランドは、小さく微笑んで見せた

今回も活動調査費からだけど、何かの役に立ててくれ。
とりあえず、なにか進展すれば、初瀬から連絡がくるだろう。その時は、君にすぐ教えるよ。
(75000BasePt/JobPt)