*また、前述の通り、当記事はシナリオ・クエストで起こるイベントや登場人物のセリフなど、ほとんどを記録しています。未プレイの方は閲覧をご遠慮いただきたく思います。まずはご自身でプレイをお楽しみいただくことを強くお勧めいたします。
エリシアオンラインの紹介はこちら
メインシナリオ一覧はこちら
聖域の侵犯者
竜の聖域に出入りする者とは…

ウィレム
原則的にはドラゴンの領域に足を運ぶことは、お勧めできません。
もしあなたの用事が、このフォーゲルブルグの中で解決することなら、我々も協力はします。
無理に竜に会おうとしなくても解決することはいくらでもあると思いますから。
そうですね、もしよければ、ひとまず街を散策してみてはいかがですか?
あなたを手助けできる者もいるかもしれません。
あぁそれと、これはもしよければで良いのですが…
この間鍛冶屋のベルタが冒険者の方を探しているようでした。
何故冒険者に用事があるのか、理由は教えてもらえませんでしたが。
もし手がお空きでしたら、散策ついでに彼女に会って、話を聞いていただけませんか?

ベルタ
あっ、きみさ、見た感じ冒険者だよね?
ちょっと頼みたいことがあるんだけど、いいかな?
あぁ、用事があって来たのなら、それを済ませてからで良いんだけど。
→頼みごとを聞く |

ありがとう。実はさ、誰か最近「竜の聖域」に出入りしている人間がいるみたいなんだ。
でも誰かは分からない。どうにかしたいんだけど、しっぽもつかめなくてさ。
ん?どうしてそんなことで困ってるのかって?
そりゃ、無闇にそんな所に人間が行ったら、ドラゴンとの盟約に触れちゃうからだよ。
前に市長が言ってたんだ。大昔の盟約のおかげで、賢いドラゴンは人間に手出しをしないでいてくれる。
でも逆に言えば、下手にドラゴンに手を出したら、どうなるかなんて分からなくなるでしょ。
向こうのならず者がこっちに襲ってきた場合は、そりゃ迎撃するけどこっちから向こうへ行くのはまずいわけ。
だからその進入者が何者か確認して、出来れば止めてきて欲しいんだよね。
→市長が調査させれば? →傭兵の人たちに頼めば? |

うーん、出来れば市長にも、傭兵のみんなにも知って欲しくないんだよね。
実はさ、市長と傭兵のみんなってお互いあんまり仲が良くないんだ。
なんていうか、もし聖域に進入しているのが、傭兵の誰かだったらまずいでしょ。
傭兵の人に調査を頼んでも、もみ消そうとするかもだし。
市長が知ったら傭兵のみんなと、もっと険悪な仲になっちゃう。
市長の言ってる事は凄く正しいと思うんだけど、だからこそこれ以上傭兵の皆とすれ違って欲しくないんだ。
だから、きみにこっそり片付けて欲しいんだよ。どうかな?
→引き受ける |

契約成立だね。じゃあ、調査よろしくね。
…と言っても、きみまで竜の聖域に行っちゃうのはまずいよね。
大丈夫、その辺はぬかりないよ。実は聖域以外で、犯人がいそうな場所に心当たりがあるんだ。
山脈を少し登ったところに、凶暴なモンスターが出る湖畔がある。
普段は誰も近づかないような所だよ。
でも、最近妙にモンスターが大人しくなったみたいなんだ。
それと同時に、特徴的な人影を見るようになったんだって。銀髪で珍しいいでたちの人。
多分その人すっごく強くて、モンスターみんなやっつけちゃったんだと思う。
それでさ、あの辺りの道をもっと進むと、ドラゴンの住む領土に入るんだよね。
竜の聖域へもそこから行ける。
多分その人影っていうのが、聖域に通うために、あの辺のモンスター倒しちゃったんじゃないかな?
まぁ逆に言うと、それだけ強いかもしれない人に注意しに行くわけだから、危ない話だけど。
ひょっとしたらその人に殺されて帰って来れないかもだし。
でも、きみは冒険者だもんね。行って確実に戻ってこれる場所に行くのは、冒険じゃない。それは日常。
日常じゃなくて冒険をするのが、冒険者なんでしょ?
あたしは日常の人間だから、案内くらいしかできないけど、それくらいは、いつでもするからね。
準備が出来たら話しかけて。
ベルタは、歌を歌いながら、剣を鍛えているようだ

『人は竜とは 違うから
空は飛べない 動きは遅い
それでも爪が 欲しいから
作るより他 ありゃしない』
って、あ!**ゴメン気づかなかったよ。
今から、竜の聖域の侵入者を見つけに行ってくれるの?それとも他に用事があるのかな?
→侵入者を探す |

じゃあ、案内するからよろしくね。
(湖畔へ)

アンスヘルム
あー、腹減った。携帯用非常食にはあんまり手をつけたくないんだけどな。
って、あぁ人がいたのか。こんなところで誰かに会うとは思わなかったな。
俺はフォーゲルブルグ傭兵のアンスヘルムだ。俺に何か用かい?
**は竜の聖域に侵入しているのは何故かを尋ねた

は?竜の聖域!?行ってねぇよ、そんなところ。何のために行くんだよ。
俺がここに来たのは、最近噂になっている、例の武器を手に入れるためだ。
→噂とは? →例の武器とは? |

あんた何も知らないでここに来たのか?
見たところ冒険者のようだし、てっきり俺と同じ目的かと思ってたんだが…。
いや、最近ここに銀髪の奇妙な出で立ちの男が来るらしいんだ。
知り合いの奴らもそいつに会ったんだが、気前が良い奴らしくてな。
『つわものを支援するのが仕事だ』って言って、武器を分けてくれるんだとか。
その武器ってのが、業物揃いみたいなんだよ。
フォーゲルブルグはおろか、世界中探したって、そうはお目にかかれない、よく出来た武器ばかりだそうだ。
実際、俺もそいつに会ったって奴がもらった剣を握らせてもらったけど、あれは確かに凄かった。
軽すぎず重すぎず、試し切りで、鎧をぶった切っちまった。
俺も是非欲しいと思ってここに来たんだが、ずいぶん待ってもその男は来なくてな。
一瞬あんたかと思ったんだが、どう見ても違うし、もう今日は来ないのかもしれんな。残念だよ。
すげぇ剣もらって帰って、外で戦って金稼いで、エリシア辺りで美味いものたらふく食いたかったんだけどな。
お前、見たところエリシアから来た冒険者だろ?
エリシアの料理だと、マールケンから運んでくる魚を使った奴が美味いんだって聞くよな。
一度それ食ってみたいんだよ。歌にも出てくるくらい有名だしさ、ほら。
『ニシンの尻尾はママの分
油に漬けて とっておき
イワシの頭をもらっても
俺は歌ってばかりでさ
エリシアの夜は海の夜 魚達が並んでる
へいお嬢さん そのサーモン丸ごとあげる
だから俺の歌を聞いてくれ
魚は鳥とは違うから』…
あれなんだっけ、えーっと『魚は鳥とは違うから…』えっと…
『魚は鳥とは違うから
空は飛べない 動きは遅い
それでも夢が見たいから
歌うより他 ありゃしない』だね。

あぁ、それそ…って、あれ?
いつの間にか、**の真横に人影がある
以前出あった魔族シオンの姿がそこにあった

シオン
もともとこれは、替え歌だったんだけどね。
百年前は違う歌詞だったし、エリシアも出てこなかった。マールケンの漁師の歌だった。
でも面白いな、百年たっても、歌は残っているんだね。実に面白い。

あんた…その格好、銀の髪…。噂の、強い武器をくれるって言う…

おや、期待をしてくれているようだね。
君が思っている通り、僕はつわものの味方だ。
君が望むなら、君の力となる武器をあげよう。
…それにしても、**。君までここにいるなんて、驚きだね。
**は、竜の聖域に通っているのが、シオンなのか尋ねた

確かに僕は竜の聖域に出入りしている。
けど、そんなに長居する用事でもないし、君が気にしなくても良いんじゃないかい?
それにしても、そんなことを聞いてくるという事は、君は武器をもらいに来たわけではなさそうだ。
すまないけど、先にそこの傭兵君の用事を済ませることにするよ。
→傭兵にこの男が魔族だと教える →シオンと戦う |

なんだ、どうしても僕に用があるみたいだね。でも先客は、そこにいる彼の方だろう?
君の相手を先にしたんじゃ、不公平じゃないかな?人気者は辛いね。
そうだ、こうしよう。君はゆっくり時間を潰すといい。
(フィールドへ移動
モンスターを倒す)

おや、ずいぶん早いご帰還だね。人間にしては大したものだ。
あぁ、さっきの傭兵の彼は、もうお帰りになったよ。
この僕のプレゼントを喜んで受け取ってくれた。
ところで後ろの人間は、君の援軍か何かかい?
振り返ると、ウィレム市長が立っていた

すみません、後をつけてしまったことは謝ります。

おやおや、ずいぶん頼りになりそうな援軍だ。
→どうして…? →いつの間に? |

街を出たときに、あなたがここへ向かうのを見かけて、追ったのです。
あなたが無断で竜の領土に出入りしているかと思って。以前竜に会いたいと仰ってましたから。
いえ、無礼には違いありませんでした。すみません。
ですが、一つだけ聞きたいことがあります。
先ほど街の傭兵の一人が、抜き身のままの剣を持って、ここから街へと歩いていました。
布を巻いてすらいない、まるで今さっき剣だけもらって、鞘はしつらえていないかのように。
最近傭兵達の間で、妙な武器が流通しているという話は聞きます。
あなた方のどちらかが、武器を配っているのですか?

その剣を渡したのは確かに僕だ。でも、心配しなくて良いよ。市長くん。君が困ることなんて何もしていない。
君に不都合なことを知る者は、きっとみんな死ぬだろうね。

何を言って…?

さてと、渡すものは渡したし。**。
せっかく生身で会えたのだし、本当は君と戦ってみたいと思っていたところだけれど…
君が市長を気にして上手く戦えないんじゃ、不公平だね。それにまだ僕はすることもある。
君達にはお帰り願おうか。でもまたいずれ、戦える日を楽しみにしているよ。
シオンがこちらを指差した
奇妙な魔力が空間を捻じ曲げる
(フォーゲルブルグ)

あ、行ってきてくれたんだね。どうだった?竜の聖域に入っていた奴はとっちめた?
ベルタに事の顛末を説明した

えぇ!?逃げられちゃったの?それで、そいつはこの街の人間だったの?
は?魔族!?何それ、なんで魔族なんかいるの!?
いや、うーーん、魔族なら人間が盟約に触れたことにはならないんだろうけど…
今度はその魔族自体が問題だよね。なんでフォーゲルブルグにいるんだろう…。
でも君の話だと、そんなに長居するわけじゃない、って言ってたんだよね。
それに悪さをするようなら別だけど、悪さしているわけでもないみたいだし。
もしその魔族が、竜のお客さんとかなら、あたしたち人間には、そもそも関係ない話だし。
とりあえず、このことを市長とかは…
あ、そうなの。市長はもう知ってるんだ。
それならあたしが出来ることはこれ以上はないのかな。うん。ひとまず、ありがとう。
それにしても魔族が配る武器ね…。一度見てみたいな。
人間じゃない者が作る武器は、きっと人間にないアイディアが詰まってるんだろうなぁ。
参考に出来たら良いのに。ってあぁ、あたしは作業の続きに戻らないと。
ベルタは再び、歌いながら鉄を打つ仕事に戻ったようだ

『魚は鳥とは違うから
空は飛べない 動きは遅い
それでも夢が見たいから
歌うより他 ありゃしない
人は竜とは 違うから
空は飛べない 動きは遅い
それでも爪が 欲しいから
作るより他 ありゃしない』
(1400000BasePt/JobPt)