Ellicia 精霊と人間

*こちらはスマホゲーム「エリシアオンライン」のシナリオ文字起こし記事です。エリシアファンとして、通ってきた物語をいつでも見返せるよう残しているものであり、権利の侵害や中傷など、ゲームに対する悪意は微塵もございません。ただのファンブログとして見ていただければと思います。
*また、前述の通り、当記事はシナリオ・クエストで起こるイベントや登場人物のセリフなど、ほとんどを記録しています。未プレイの方は閲覧をご遠慮いただきたく思います。まずはご自身でプレイをお楽しみいただくことを強くお勧めいたします。

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精霊と人間

マギと会うため「魔女の血族」の腕輪を修復する

前:ケオスアキレクエス
後:暁と黄昏(魔女)

 

ティモス
ティモス

やぁ。**じゃないか。港街観光は堪能したかね!
僕のお勧めは、なんといっても、海だね!フフフ。
おっと。君の言いたいことは分かるよ。魔女を止める準備…の話だろ?

→その通り
ティモス
ティモス

んー!やっぱりね。
なんていったって、未完ながらも「古代の戦神」と戦った君だ!
あの魔女…マギの恐ろしさを身を持って体験したことだろうさ!
フフフ。任せたまえよ。
と言いたいところだが。僕は「工作」が苦手でね。なかなか思い通りにいかない。
僕を待つ間、暁の兵団の様子を見てきてみるといい。
実際のところ、僕も少しだけ気になっているんだ。なんていったって…。
あの「暁の兵団」が「未完の戦神」によって、大打撃を食らったわけだからね。
アーデンあたりは、君を疑って、いろいろと調べを進めているかもしれない。
無実を訴えるなんて、あからさまなことはしないでくれたまえよ。フフッ。
王宮前広場にいるアーデンと、少し話をしてくるだけさ。いわゆる世間話だよ。

 

アーデン
アーデン

よぉ…あんたか。

アーデンが目を細める

アーデン
アーデン

実は、あの化け物との戦いの後、暁のメンバーを探しに行ったんだが…。
…。残存数は数えるほどだった。
魔王復活の予兆なのか…魔族、いや、得体の知れないヤツの仕業なのかもしれないが…。
ともあれ、多くの仲間を失ったのは事実だ。
俺は、どんな手を使ってでも、元凶を叩きのめす…。

精悍なアーデンの顔に、より一層厳しさが増した

アーデン
アーデン

化け物を倒したのは、あんたのお陰だが…。
もしかしたら、アルフレドの勘も捨てたもんじゃなかったのかもな。

アーデンは、そう小さく呟いた後、口を閉じた。ティモスに会いに行こう

 

ティモス
ティモス

おぉ!**じゃないか。いいところに戻ってきたね!
おっと、その前に暁の兵団の様子はどうだったんだい。

ティモスにアーデンのことを話した

ティモス
ティモス

おやおや。穏やかじゃないね…。フフ。
どうやら「アルフレドの勘」というのは、君への疑いのことだろうね。
まぁ、安心したまえ。今のところ、尾行している人間はいないよ。
…今のところ、ね。

ティモスは小さく笑って、顔にかかる前髪をかきあげた

ティモス
ティモス

ところで、これを見てくれたまえ。

ティモスは、どこからか小さな銀の腕輪を取り出した…が、ボロボロになっている

ティモス
ティモス

覚えているかい?これは魔女の血族のみが持つことを許された腕輪。
これがマギのもとへと導いてくれるんだが、前回で魔力を使い果たしたらしい。
マギの魔法が暴走した結果、腕輪自体も割れてしまった。
だが、腕輪を元に戻し、魔女の魔力を再構築すれば、マギのもとへ行ける!

両腕を大きく広げながらティモスは胸を張る

ティモス
ティモス

フフ…!努力家の僕はちゃんと頑張ったよ!
ゼリーでくっつけようとしてみたり!でも、やはり「工作」は苦手でね。
どうやって直すのか!という問題にぶつかっていてね。フフフ!
マギ本人に聞きたいところだが、それは叶わないだろう。

ティモスは意味ありげにこちらを見る

ティモス
ティモス

最後の手を使うしかない…ということで、君に知っておいてもらいたいことがある。

ティモスが辺りを見回す

ティモス
ティモス

おっと。誰かが見ている可能性がある限り、あまり大きな声で長々と話せないね。
それに、今の君に受け止める覚悟があるかな…フフ。心積もりができたら話しかけたまえ。

 

ティモス
ティモス

覚悟はあるのかい?大釜に魔女…ああ、君はもうすでに深く巻き込まれていたね。

フフ…と、ティモスが小さく笑った

ティモス
ティモス

「魔女たち」は、もともと「鍵の欠片」を集めていた。
これは、おそらく君もマギから聞き及んでいるだろう。
魔女は幾度となく仲間割れを起こし、散らばっていった。
マギの「魔女の血族」…つまり僕とか…は、「鍵の欠片」を必要としない方法を模索した。
それが「プリアモスの大釜」そして「生命のセフィラ」だった。
「生命のセフィラ」を集める協力者を探し、暁の兵団や魔族にツバをつけたりもした。
魔族の中には、自ら「鍵の欠片」を求めてみせると、イズモのような異国へ行ったヤツもいた。 

ティモスは首をひねった

ティモス
ティモス

おや、なんの話だったかな。
…ああ、つまり、暁の兵団は長い間監視されていたのさ。魔女にね。
そして、マギは君を気に入った。もちろん、僕もだ。フフ。
君は、他の冒険者とは違う。そう…実力がある。
君なら覚えているだろう?辺境の村の洞窟にて、読み上げた古めかしい本のことを…。

→忘れた
 覚えている
ティモス
ティモス

おっと!あんなに貴重な本の存在を忘れてしまうなんて!君は存外のんきさんだな!

→覚えている
ティモス
ティモス

侍従長アルフレドに頼んで、持ち出した王宮秘蔵の書物だよ。古代レーム王朝の宮廷魔道士の書物だ。
君はレーム王朝の墓「古代王の墳墓」を探索して、見事、古代レーム語を読み解いただろう?
なら、たやすいことだ。あの内容をもう一度確認して来たまえ。
フフ。説明するのが面倒なわけじゃないぞ。僕だって全て覚えているわけじゃない。
君に確認してきて欲しいだけさ!精霊の性質…魔女の存在についてね。
さぁ!行って来たまえ。その書物に、腕輪と魔法を再構築するヒントがあるはずだよ!

 

(トリア洞窟へ)

オーウェン
オーウェン

ああ、あなたでしたか。お久しぶりです。
アーデンさんに頼まれている調査には、今のところ進展は見られません。
呪われた鎧には何かが隠れていると思うのですが…。

ティモスに、「精霊の性質」と「魔女の存在」について確認するよう言われている

→確認させてもらう
オーウェン
オーウェン

レーム王朝期に書かれた書物の内容を確認したいのですね。
まだ、解読は進んでいないのですが…。
「精霊の特質」と「魔女の存在」についてですか。
「精霊」の章と「魔法」の章にそれに関する記述が確かあったかと思います。

何から聞こうか

(「精霊」「魔法」各章を確認。詳細は過去シナリオ「古代王国の秘宝」にて)
オーウェン
オーウェン

光、闇、火、水、風、土を司る絶対的な存在…精霊族。
そして、その精霊と人間の混血種族とされる…魔女。
精霊の加護は、我々の生活にも欠かせないものですが、魔女という存在…。
実際、多くの魔法や呪いに関する事象を研究してきましたが…。

オーウェンの言葉が途切れる

オーウェン
オーウェン

あれ…。そういえば、あなたが以前お持ちした「髪飾り」。覚えてらっしゃいますか?

→忘れた
→覚えている
オーウェン
オーウェン

以前、どなたかが沼地で見つけたという謎の「髪飾り」。
強力な魔法を帯びていたので、ここで呪いの有無、呪いの類似性を調べましたよね。
でも、呪いではなかった。それ以上に、冒険者が使う、マナや精霊の力とも関係なかった。
これはつまり…。あの「髪飾り」の持ち主は、「魔女」だったということでしょうか。

→どうだろう
→違う
→そのとおり
オーウェン
オーウェン

うーむ…実に興味深い…。
おそらく、あの魔力に深く関係するのは「血」です。
人間は学び、体得することで魔法を使いますが、魔女は受け継がれるその「血」が魔力…。
専門外ですので、確かなことは言えませんがね…。
さて、そろそろ調査に戻ろうと思います。
進展がありましたら報告いたします。それでは。

精霊の性質、魔女の存在について確認した。ティモスに話しに行こう

 

(港街マールケン)

ティモスは、ボロボロの銀の腕輪を手でもてあそんでいる

ティモス
ティモス

…やはり、僕の力では腕輪を修復するのは厳しそうだねぇ。
ああ、そうだ。古文書だがね。何か分かったかい?
2、3質問させてもらうよ。君が古文書で確認してきたことを教えてくれたまえよ。
それでは1つめの質問だ。まずは、精霊の特質について。

精霊は世界に満ち溢れた「マナ」の具現化した存在。司るのは…

→光、闇、火、水、風、土
ティモス
ティモス

精霊は世界に満ち溢れた「マナ」の具現化した存在。光、闇、火、水、風、土を司る。
うんうん。性質は異なるが、これが世界の均衡を保っているんだ。精霊の加護というヤツだね。
それでは2つめの質問をするよ。魔女の存在についてだ。

魔女の存在については多くの謎に包まれているが、混血種族と云われている
何と何の混血種族だったか…

→精霊と人間
ティモス
ティモス

魔女の存在については多くの謎に包まれているが、精霊と人間の混血種族と云われている。
フフ。魔女の血族とはいえ、僕にも分からないことは多い。
しかし、精霊と人間。両方の性質を持っていると仮定するなら…いい考えが浮かびそうだね。
魔女について他に何か情報はあったかい?

オーウェンが言っていたことを話した
「髪飾り」のこと。そして、あの魔力に深く関係するのは魔女の「血」ではないかということ

ティモス
ティモス

ほほう!

ティモスの表情が明るくなる

ティモス
ティモス

面白いことを言うね!魔女の「血」か!「血」で魔法を使うとは、スリリングだね。
だが、確かに、その学者の考えは正しいかもしれない。
今までのことを僕なりにまとめると…分かったぞ!
「魔女の魔力」は「血」に関係している。
そして、「魔女の血」は「精霊と人間」のもの。
つまり、腕輪を修復するには…どうすればいいんだ?
困ったね。

→魔女の血を集める
ティモス
ティモス

魔女の血を集めるだって!君はすごいことを言い出すね!いいねぇ!
だが!しかし!どこでそんなものを集めるつもりかね。
もう少し考えてものを言ってくれたまえよ。

→人間にまつわる物を集める
ティモス
ティモス

何を言ってるんだい。君は!人間なんてもともと魔力を持っていないんだ。
そんなもの集めたところで、何になるっていうんだ。君も少しは頭を働かせてくれたまえよ。

→精霊にまつわる物を集める
ティモス
ティモス

おお!なんて名案だ!人間なんてもともと魔力を持っていないのだから…。
すべての世界の源になる精霊にまつわるものを集めればいいんじゃないか!
なんだね!君は天才なのかい?フフ。
さぁて!善は急げだ!さっそく集めてきてくれたまえ。
そうだね。光、闇、火、水、風、土…。
うーん。さっぱりだ。
ああ、でも確か生命のセフィラを集める時にマギが何か言っていたな…。

ティモスは記憶を探るように、視線を宙にさまよわせた

ティモス
ティモス

「光る鉱石」「クリーゲンヴォルフ」「クノーグ」「マーメイジ」「ピグリン」「ロックウィング」。
だから…。
「光の原石」「魔族の爪」「オニオンの実」「えびの尻尾」「ぶたにく」「岩の手羽先」。
これらを5個ずつで十分だろう。ややこしいかい?
ゆっくり覚えていくといい。フフ。頼んだよ。

(素材収集)

 

ティモス
ティモス

君ってヤツは!

ティモスはこちらを見て、笑顔で両腕を広げる

ティモス
ティモス

あっぱれだ!全ての材料を集めてしまうなんてやるじゃないか!
フフ。これで、精霊の性質を持つ6つのアイテムが手に入ったわけだ。
おっと!君が集めている間、僕が遊んでいたとか思わないでくれよ。
知り合いの鍛冶屋から鍛錬の道具を借りてきたんだよ。名前も知らないヤツだけどね。

???

なるほどな。

ティモスが、声の聞こえた方に身構える

???

それが修復されれば、騒動の元凶に会えるってわけだ。

そこにいたのは、アーデンだ…

アーデン
アーデン

よぉ。**。悪いが、あんたをつけさせてもらった。
まさかティモスが、魔女の血族だったとはな…。

ティモスは大げさに溜め息をつきながら首を振っている

ティモス
ティモス

やれやれ。もしかして脳みそが筋肉で出来ているのかと思っていたが…。
なかなかやるじゃないか。王宮の連中や、あの情報屋の女よりも数段、実力があるみたいだね。
**に疑いの目がいく…とは思っていたが、こんなに早く嗅ぎつけるとは…。

アーデン
アーデン

俺は、ティモス…あんたをどうしようとは思ってはいない。
ただ、暁の兵団を可愛がってくれた、あの魔女に挨拶したいだけだ。

アーデンが睨むと、ティモスは軽く笑みを浮かべた

ティモス
ティモス

そんな私怨は、私に言われても困るね。
だが、君たちのそういう仲間意識の強さには感心する。
さしずめ、残った数少ない兵団員を引き連れて、マギを倒しに行こうって話だろう?

アーデンは黙っている

ティモス
ティモス

フフフ。マギの魔力は現在、大釜へと使い果たされている。絶好の機会といえる。
だが、腕輪を構築しても、君たちを送るには魔力が足らないかもしれないね。

ティモスは笑いながら、こちらに振り向く

ティモス
ティモス

**。何度も言うが、僕は努力家だが、行動派じゃない。
だが、実際、戦力が増えるのには君も異論はないはずだ。だから、君が手伝ってあげるといい。

アーデンがこちらを見る

アーデン
アーデン

**…残りの材料は俺が集める。少し時間をくれ。じゃあな。

アーデンは、ティモスを無視して、そう言い終えると踵を返した

ティモス
ティモス

随分と…愛想のない男だね。まぁ、いい。
腕輪の再構築は、少し待つことになるね。
まぁ、すぐにマギの魔力が回復するわけでもないし…今はそんな気配もない。
アーデンとやらの準備ができたら僕に言ってくれたまえ。君が架け橋だ。フフ。
再構築さえすれば…。
フフ。マギに会うのが楽しみだねぇ。
おっと。君が王宮前広場に行く前にいいものをあげよう!
冒険者への気遣いってヤツさ!フフッ…アハハ!
じゃあね。

(700000BasePt/JobPt)

 

前:ケオスアキレクエス
後:暁と黄昏(魔女)

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